災害
シナリオ・センター代表の小林です。今日は防災の日。改めて防災を心がけようという日ですが、本当に昨今はしっかりと備えなくてはならない状況となってしまいました。
今日明日も沖縄・九州は、台風で大雨の恐れとかで、浸水、土砂災害など心配です。
温暖化のせいなのかよくわかりませんが、年々自然災害が増え、しかも被害は大きくなっている気がします。
コロナ禍にあって、避難もままならない状況ですし、災害が一たびおきれば八方塞がりになります。
自己責任のように思わされたり、ボランティアに頼ったり、本来は、すべて行政が責任を取る問題なのに、弱い者同士が助け合うことが当たり前のようになっています。
今は、防衛よりも大事なのはコロナも含めて災害への対応が先決だと思います。
コロナも災害も、話し合いもできない待ったなしですから、しっかりとやってもらいたいです。
私たちは私たちで、いつ何時何があってもおかしくないということがよくわかったので、防災への心がけをしっかりと持っていきましょう。
だからと言って、お上はちゃんと国民を主体的に守ってくださいね。
視点の変化
色々な形で、どちらもどなたも頑張っていらっしゃるなと思います。
だけど、不謹慎ですが、ちょっと飽きてきちゃいました。(笑)
ご近所の根津美術館が、私は大好きでホッとしたいときにふらりと出かけていました。
残念ながらコロナ禍では、美術館もふらりというわけにはいかなくなり、日時指定予約をしなくてはなりません。
9月19日から「モノクロームの冒険~日本近世の水墨と白描~」が展示されますが、こちらも日時指定予約が必要です。
ちょっと面倒ですけれど、一人静かに美術館で過ごすというのも気分転換によいかと思います。
いかがでしょう。
通信作家集団の西川悠希さんは、映画が作りたくて、原作本をクラウドファンディングで出版されました。
「じいちゃんボクサー」(文芸社刊)
タイトルからすると、じいちゃんが、努力してプロボクサーになるとか、プロボクサーだったじいちゃんがなにかをするとか想像しますが、全く違うお話しでした。
第二の人生を謳歌するつもりだった65歳の正蔵は、同居の息子正司はリストラにあい、孫夏樹は不登校の引きこもりという家庭に居づらく、一日行く当てもないのに街中をぶらぶらする毎日。
ある日、ひょんなことからボクシングジムの会長と出逢い、ボクシングをすることに。
そこではリアルのボクシングだけではなく「エアボクシング」を行っており、正蔵はどんどん魅せられていく。
そんな正蔵の変化が孫の夏樹や息子正司にも変化をもたらしていくのだった。
皆さんはご存じでいらっしゃいましたか?エアボクシングの世界というのを私は初めて知りました。
大会では小学生からシニアまで年代別に競って、勝利を重ねれば、年齢性別問わず参加できるのだそうで、歴代には40代女性がチャンピオンになっているそうです。
西川さんはクラウトファンディングで本を出し、エアボクシングの映画を創るための第1歩を踏みだしました。そして、次の一歩。映画化へ向けて動き出しました。
頑張ってください。
中小企業動向調査によれば、コロナ禍で急速に悪化し、極めて厳しい状況にあるそうです。いわれなくても、わかりますが。
でも、西川さんのように色々なやり方を考えて、動き出す方もいらっしゃる。明るい希望になります。
シナリオ・センターも負けてはいられません。
ポジティブに視点を変えて、踏ん張っていきましょう。