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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

変化

はじめちゃんとともに

絶賛

シナリオ・センター代表の小林です。秋を感じる表参道です。
東京80人感染者、毎日人数の変遷を見ていても、なにがわかるわけでもなく・・・。
専門家の見解も、もちろんお上の見解も、勝手な思惑だけで動いているだけ、悪しき前例主義を排除するという新首相も前例を踏襲するという矛盾の塊のような発言に?マークがつくばかり・・・さてさてこれからコロナも日本もどうなるのとため息ばかりが出てくる秋です。
その中で、全米オープンテニスで優勝した大坂なおみ選手に世界中から絶賛の嵐。
弱冠22歳の彼女が世界中に発信した「人種差別」への抗議は、本当に素晴らしいと思いました。
差別で殺された方々の名前の付いたマスク7枚は、大きな声で抗議する以上に多くの人の心に浸透したと思います。
記者会見で「どんなメッセージを届けたかったのか」と聞かれ「あなたはどのようなメッセージを受け取りましたか」と返したなおみ選手のかっこいいこと。
人はみな違うのですから、色々なご意見もあることでしょう。
でも、若者たちのそれこそ真摯な(どなたかが使った真摯ではなく)メッセージを大人たちは真面目に聞き、少なくとも希望を感じられる将来を創ることが大人の仕事だと思います。
若い方々が人間としてどう生きるべきかということをしっかりと自分で考えて行動する姿に、日本の、世界の大人たちのろくでもない姿を恥ずべきことはあっても、バカにしたり、茶々を入れるとしたら、その人は本当につまらない大人だと思います。

嬉しい変化

昨日は、通学&オンライン140期シナリオ作家養成講座の説明会でした。
1月開講の138期のときは、3階のホールにたくさんの方においでいただき、説明会を受けていただきました。
5月開講の139期は、講座は通学とオンライン併用ですが、説明会は全くのオンラインのみで、担当の浅田講師と私と二人で寂しくカメラに向かってお話をしました。
今回140期は、説明会も通学とオンライン併用で、通学の方とzoomで参加してくださる方とご一緒に受けていただきました。
コロナ禍で対応も日々変わっていきます。
説明会にいらした方々すべてに、今までは私から質問のお応えなどをしてきました。
通学でいらして下さった方は今まで通りですが、今回は、オンラインの方はメールで質問をいただく形式になりました。
その中で「思い焦がれていたシナリオ・センターの説明会。オンラインだから参加できました。
未だに感激で、胸がいっぱいです。はじめてコロナも捨てたものじゃないな、と思えました。」というメールをいただき、私の方が胸がいっぱいになりました。
子育て真っ最中だったり、お仕事が忙しかったり、介護していたり、遠距離だったり、今までいきたくてもいけないところにオンラインになったからいけるようになった・・・本当にコロナも捨てたもんじゃない。
創立50周年を迎えた今年、次の一歩として将来的にはオンラインという形も視野に入れてはいましたが、まさかこんなに急激に進むとは・・・。
最悪の事態にもめげず、スタッフの若い衆がネット環境をはじめ試行錯誤をしながらも新たに立ちあげてくれたことで、こんな素敵なメールをいただける、こんな素敵な出会いができたのだと本当に嬉しくなりました。
今まで、おいでになりたくてもおいでになれなかった方との新たな出会いが生まれる、もしかしたら、これこそが50周年の最大の記念なのかもしれません。
どんどん嬉しい出会いができますようにと祈りつつ、早くコロナが収束してくれることを。

 

 

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