自由

シナリオ・センター代表の小林です。昨日は中秋の満月、きれいな月を堪能しました。
金木犀の香りもそこはかとなく漂い始め、秋が感じられます。
本日東京都感染者196名、数字的には高いままですが、今後はどうなのでしょう。
アメリカではトランプ大統領がコロナに感染したとのこと。
私は、ある統計をみて「嘘つきはコロナにかからない」という学術論文を出そうと思っていたのですが、思惑が外れてしまった。（笑）
そういえば、日本学術会議の新会員について、会議が推薦した人を6名も菅首相が任命しなかったということで物議を醸しています。
政府から独立して政策提言をするのが日本学術会議。学者さんたちの国会といわれています。
その新会員について、会議が推薦した候補者105人のうち6人をあえて除外して任命したそうで「学問の自由の侵害」と学者の方々から大きな批判の声が出ています。
安保法制や共謀罪などに反対された学者さんを外したとか。
ここ何年か国民に対する自由への侵害はどんどん増えてきているように見えます。
私たち国民がきちんと認識しないと、いつかきた道になってしまいます。
アンテナを張って、表現の自由を、人としての自由を守りましょう。アジ演説でした。（笑）

創立50周年記念新井一賞

本当はというのも変ですが、シナリオ・センターは、この10月、創立50周年パーティーで一色になるはずでした。
今日も受講生の方から、「パーティーのお知らせが来ないけれどどうなっているのですか」とお電話をいただき、楽しみにしてくださっていたのに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
申し訳ありません。10月14日に予定しておりました創立50周年記念パーティーは、無期延期とさせていただきました。

45周年の時は、桜の会ではなく秋に、ホテルニューオータニへ800名強の方にお集まりいただき、ジェームス三木さんの傘寿の祝い、岡田恵和さんライター生活25周年、前川淳さんライター生活20周年のお祝いのサプライズもさせていただいたりしました。
副社長就任の新井が傘回しなど見せたりして（笑）大騒ぎの一夜を受講生の方々、出身ライターの方々、業界の方々と過ごさせていただいたものです。

50周年という大きな区切りですので、今年は東京會舘で盛大に開催させていただく予定でした。
ですが、涙を飲んで断念しました。
「私が感染しない、感染させない」ことを大切にしているシナリオ・センターですから、ここは我慢のしどころと。
コロナ禍で多くの方においでいただくには、あまりにもリスクが多すぎますし、こわごわやっても楽しく盛り上がりませんものね。
いつか、心から楽しんで御一緒にお祝いしていただける時が来たら、是非とも開催したいと願っております。
楽しみにお待ちいただいていた皆様、何卒ご容赦くださいませ。

せめてもと、新井一の命日にあたります11月23日勤労感謝の日に、「創立50周年記念20枚シナリオ新井一賞」の授賞式は賑々しくやらせていただこうと思い、準備を進めております。
まだ詳細はお伝えできませんが、11月前にはお知らせできると思いますので、とりあえず11月23日はお時間を空けておいてください。
応募された皆様に、これから描きたいと思われる方々に、「シナリオっていいね」とモリモリ意欲をわかせていただけるような、ためになりながらも楽しんでいただける授賞式だけでは終わらない一大ワクワクイベントを企画していますので、乞うご期待、今しばらくお待ちくださいませ。
また、月刊シナリオ教室11月号で受賞作発表を行いますが、最終作品が掲載されます。
シナリオ・センター賞は、23日授賞式当日に、参加者の皆さんに選んでいただきますので、そのつもりでお読みいただき、投票をお願いいたします。
シナリオ・センターの顔である「20枚シナリオ　新井一賞」で創立50周年の１年を飾りたいと思っております。ご協力のほどお願い申し上げます。