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139期シナリオ作家養成講座の受講生からの感想

オンラインの方には修了証を、浅田講師からエア授与!

ステキな感想を頂いたので、思わず共有

シナリオ・センターの新井です。

『全米が泣いた』ならぬ、『新井が勝手に泣いた』いや、『シナリオ・センターが泣いた』そんな嬉しい感想を、139期シナリオ作家養成講座を受講された方から頂いたので、掲載させて頂きます。

シナリオ作家養成講座をご検討の方にも、シナリオ・センターの雰囲気がお伝えできるかと思いますので、ご参考にしていただければと思います。

**以下、原文のままとなります。**

感想とお礼に関しまして

私は本当にシナリオのシの字も知らないような初学者でして、半年前、原稿用紙の書き方もわからないところからこの講座を受講することを決めました。

動機はエンターテイメント作品作りにおいて、どのようなメディアや時代においてもシナリオは非常に重要なものであり、その制作を自分自身でやってみる必要があると思ったからです。

また、139期は初のオンライン受講が可能であったことも大きな決め手になりました。通学だけであれば参加していなかったと思います。

 

実際に半年間受講させて頂き、シナリオ・センターの講座としてのクオリティの高さを実感しました。

浅田講師のわかりやすく丁寧な説明、飽きさせない緩急をつけた話題転換やテンポが心地よく、毎回2時間、メモを取りながら楽しく見ることができました。

始めは2枚から始まった課題も徐々に増えていき、最終的には20枚シナリオに行き着くというスモールステップを体現しているカリキュラムも秀逸で始めは20枚なんて無理だと思っていました。
一つ一つの技術はもちろん大事なのですが私が特に重要だと思ったのは講義の前に話されるアイスブレイクのトークです。一見何気ない雑談のように聞こえるのですが、シナリオへの向き合い方やその時その時で受講者が抱える気持ちに寄り添ったもので、20枚シナリオに入る直前の講義ではここが辛いという部分を見透かされているなあと思いつつ大変励まされました。

 

添削講師の講評も頂き「夕凪」が印象に残っているというのは私にとって意外でした。

課題がト書きの技術だったこともあり、それまでと比べてト書きの描写を丁寧に描こうと思って書いたものでしたが、モチーフや話の流れとしてはありふれたものであり、私自身としてはあまり思い入れはなかったからです。

その後、出会い、別れ、ラブシーンの三部作に繋がっていくわけですが、この課題が一番辛かった課題でした。思い起こすと、13回目の夕凪は丁度講座の中間点で、シナリオについてもこう書くのかというイメージがつき始めた頃で、シナリオを書いていて一番楽しかった時期のように思えます。

 

一つ一つの講義や課題を終えるたびにいろいろな学びや気づき、また自分なりの問題も見えてきて、養成講座が終わって良かったという喜びや充実感よりも、解決するべき課題がわかってもどかしさを感じているのが率直な感想です。来年の研修科進級については、このあたりの課題が解決できれば良いなあとおぼろげながら思っています。

 

チューターの方にも課題提出や進級に関する相談など毎回わかりやすく丁寧に対応してくださいました。

講義中の休み時間でも講義に関する話題を何気なく振ってくれたり、オンラインでもオフラインと同等の体験を創りたいというお心遣いや配慮を様々な部分で感じました。私は完全にオンラインのみで受講しましたが、皆様のお気持ちは画面越しからでも十分伝わってきました。

 

オンラインでのコミュニケーションやコンテンツ提供というのは発信者側ではオフラインのそれとは異なり、受け手のリアクションも見えづらく苦労が多いと思いますが、私の経験上、真剣に見ている人であればあるほどコンテンツに集中しリアクションは薄めになる傾向があるので、あまり気にしすぎず伝えたいことを伝えていくのが良いのかなと思っています。

 

最後に小林代表のご挨拶で印象に残っていたのはこの言葉です。

 

「形にならないものは不要不急だと言われる。でも、文化芸術というのは絶対に不要不急じゃない。

 なぜかといえば、心が潤わなければ人間は生きていけないから」

 

私はエンターテイメントというのは余裕のある時に余暇で楽しむものだとこれまでずっと思っていました。しかし、この度のコロナ禍による私自身の体験や皆様の状況を見ますと、辛い時にこそエンターテイメントが必要なのだとつくづく実感しました。

 

「心が潤わなければ人間は生きていけない」

 

とてもいい言葉だと思います。私もそういうものが創れるように日々精進していきたいと思っています。

そして、何よりも創設者新井一様の想いを残し伝えていく、シナリオ・センターの皆様お一人一人の姿勢や仕事に対する向き合い方、そういう姿勢で長年継続されている事実に私はとても共感しました。

 

シナリオ・センターの講座を通じてそのような機会を頂けたこと、心から感謝しております。

私の人生にとっても思い出深い半年間でした。

本当にどうもありがとうございました。

コロナ禍で開講された異例の139期

**ここまで**

「あぁ~伝わっていたんだなぁ~」とじんわり感動したのであります。浅田講師や添削の講師はじめ、チューターの田中くん他、事務局みんなで頑張ってよかったな、と。

なんせ139期シナリオ作家養成講座は、当初2020年5月9日(土)からの開講予定でしたが、新型コロナウィルス拡大の影響で、5/30(土)に開講になり、しかも開講の時はオンラインのみ!さらに6/27(土)からやっと通学(対面)でも実施できるようになり、修了の11/7(土)までシナリオ・センターとしては手探り感だらけの半年間だったわけです。

なので、受講生の方々にはいろいろとご迷惑をかけたという思いがあった分、今回頂いたメールが、刺さりに刺さりまくったのであります。
コロナ禍の「ありがとう」は、なんかふだんよりも「ありがとう」の想いが強い気がします。こちらこそ、ありがとうございます。

シナリオ・センターの新井でした。

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