緊急事態宣言下
シナリオ・センター代表の小林です。なんだか緊急事態宣言延長がでた途端に、人通りが増えている気がする表参道です。
それにしても、蔓延しているといわれても、人の動きが止まらないのはなぜでしょうか。
国も自治体もそこをよーく考えてみてほしいです。
シナリオ・センターは、今5月はオンライン、ゼミナールは全クラスWEB授業となります。
4月に通学に戻り、さて、今年はこれからと思った矢先にまたまた・・・、もちろん誰が悪いわけでもなくコロナですから仕方がないのですが、それにしても今更の慌てぶり、1年も同じことを繰り返しているお上の姿は、想像力の欠如を感じます。
休業要請も、劇場はOKで映画館がだめって、全く意味のわからない線引きに、頭を傾げるばかりです。
本当に気の毒に、出身ライターの杉原憲明さん脚本の映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」はまたまた公開延期。
出演者の皆さんは、5月公開のためにバラエティー番組にもよく出て一生懸命宣伝していたのに・・・。可哀想!
でも、オリンピック開催に反対の声が多い今、公開しない方がいいのかもしれませんね。
「災い転じて福となす」になることを信じて、次の公開を待ちましょう。
本当に公開になった時は、大入りになりますように。
プロとアマチュア
こういう時こそ、自分で楽しみを見つけるっきゃないですね。
明日は、「THEミソ帳倶楽部~達人の根っこ~」には、出身ライターの清水有生さん、BS-TBSの丹羽多門アンドリウプロデューサーにおいでいただきます。
幸いなことに、禁止枠から外れていますので、おいでいただけるのです。やったぁ!(笑)
清水さんには、20枚シナリオの特別ゼミナールを年に1回行っていただいています。
残念なことに昨年も今年もコロナでお願いできませんでしたが、清水さんは、ゼミでも講師を務めてくださっていらっしゃるので受講生の皆さんの強みも弱みも、よくわかってくださって、色々なご質問にも、的確にお答えしてくださるかと思います。是非とも、ご質問ください。
丹羽多門アンドリウプロデューサーは、新人に対してとても厳しい方ですが、真剣に育てようとしてくださってのことなので、お話をお聞きすることでプロへの心構えができて、ためになることでしょう。
映画「しあわせのマスカット」公開に合わせて、この映画の脚本家とプロデューサーの立場でおいでいただいているので、プロが制作するときのお互いのせめぎあい(笑)のお話は、シナリオ作りのノウハウだけでなく、映像として、商品としてどうあるべきか、プロの視点を学べるチャンスですから、訊いておきたいものです。
習作の間は、自分の好きなことを好きなように創作することができます。
その時間は、オリジナリティを深めるために、とても大事なことなのですが、プロになると、ただ好きなことを好きなように描くだけではすみません。
観客、視聴者のことを考え、多くの人々にどのように見せ、どのように表現することが、一番心に届くのか響くのかを考えていくことが肝要になります。
プロデューサー、監督、時には俳優さんとのせめぎ合いも必要になってくるでしょう。
商品にする、売れる商品にするために、どのようなことが大切だと考えられたのか、しっかりとお聞きしてみたいものです。
今からプロとしての心構え、プロとして必要なことなどを知っておくと、創作のときに視点がちょっと変わってくるかと思います。
作家としての視点は、どこを大事にするか、どこを切り捨てるか、そうした決断も大事なことですから。
明日当日もオンライン配信も対面ともOKです。
11日19:00、なんとなくウツウツする気持ちを創作にぶつけましょう。