煩悶

シナリオ・センター代表の小林です。今日から9月まで国立競技場付近、外苑西通りや青山通りは交通規制に入りました。
「やめてよ～、コロナだけでも精一杯なのにこれ以上制限かけないでよ～！」と叫びたくなります。
オリンピックはなにがあっても強行されるのですね。オリンピックに関係のない日本人が何人死のうと、後遺症が残ろうとIOCにとっては他人ごと、アジアの小さな国の下々の話しですものね。
スポーツの力が素晴らしいことは誰もが百も承知です。
中止を求める7割がたの日本人は、スポーツがいけないと言って中止を求めているのではなく、今やることなのかと問うているのに、橋本JOC会長は「日本の皆さんには、この大変な時期を乗り越えて集うアスリートたちを是非、ともにたたえていただきたい」って。
では、オリンピックのせいで治療も入院もできずにコロナで亡くなったら、讃えて下さるのでしょうか、オリンピックのために犠牲になってくださった人々として。
讃えられたくもないし、それ以前にオリンピックにお医者さんや看護師さんがいらっしゃるなら、重症病棟に回して欲しいです。
私たちには、病床はあっても、お医者様と看護師さんが足りなくて治療ができないと最前線の医療従事者の方々の悲痛な叫びが聞こえています。
聞こえていますか。日本のお上の方々、世界のオリンピック組織委員会の方々。

活躍

バーンと気持ちの良い話をしましょう。
おめでとうございます。さあ、嬉しいお知らせをたくさんさせていただきますよ。

＜第40回シナリオS１グランプリ＞受賞おめでとうございます。
準グランプリ「空の入学式」　本山航大さん（138期作家養成講座修了）
準グランプリ「アモーレ、スクーザミ」山本昌子さん（大阪校）
佳作「超次元エンゲージ」高矢航志さん（元大阪校）
奨励賞「ドラゴンフルーツは、そんなに甘くない」伊藤美津子さん（作家集団）
奨励賞「望亀浮木」吉田晴子さん（研修科）
奨励賞「つま先で踏ん張って」相馬卵譜さん（研修科）
皆さんよく頑張りました。おめでとうございます。
授賞式は、またまたコロナ次第ですが、受賞者の皆さんはこれからも胸張って、魅力あるシナリオを描き続けてくださいね。
月刊シナリオ教室6月号に準グランプリの作品は掲載されています。受賞を逃された方もこれから挑戦される方も是非お読みください。

先輩は、やっぱりすごい！
＜放送文化基金賞＞
奨励賞「その女、ジルバ」　吉田紀子さん
奨励賞「あんのリリック～桜木杏、俳句始めました」荒井修子さん
＜ATP賞＞
優秀賞「その女、ジルバ」吉田紀子さん
優秀賞「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」おかざきさとこさん
奨励賞「十三人の刺客」土橋章宏さん
奨励賞「卓球の王将」小山正太さん
＜ギャラクシー賞＞
「マイベストTV賞」グランプリ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」おかざきさとこさん
月間部門「その女、ジルバ」吉田紀子さん
月間部門「流行感冒」長田育恵さん
＜ロケーショジャパン大賞＞
大賞「朝ドラ　エール」清水友佳子さん・嶋田うれ葉さん
＜エランドール賞＞
「半沢直樹」谷口純一郎さん・李正美さん
＜東京アニメアワード＞
アニメオブザイヤー個人賞　吉田玲子さん
アニメオブザイヤー作品賞「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」吉田玲子さん
＜向田邦子賞＞　橋部敦子さん

出身ライターの皆様、おめでとうございます。
皆様の活躍が、魅力あるシナリオが、後輩たちの勉強、励みになるだけではなく、テレビ界、アニメ界を活性化させています。
本当に素晴らしいことです。
昨日も書きましたが、やはり良い脚本があってこそ、面白い魅力的なドラマが生まれるのだと。
7月期も出身ライターの皆様がたくさん書かれていらっしゃる、映画も上映されます。
ドラマが、映画が、アニメが、苛立つ日々を癒してくれています。
本当にありがとう、創作は、未来を拓いてくれます。