出身ライター
シナリオ・センター代表の小林です。もう今日で9月も終わり、明日は10月、衣替えです。早いですね~。
コロナも衣替えという感じで、明日から緊急事態宣言が解除になります。
気持ちは嬉しいですが、先週から比べると、東京は減っていますが、大阪は増えているようで、まだまだ油断はできません。
しかも11月にリバウンドの可能性が高いという専門家の声がかき消されているとかで、相も変わらずお上は「いいところどり」しかせず、ノー天気のままです。
国民には準備万端なのであえて言わないというのならいいけれど、本気でノー天気らしい。(笑)
11月リバウンドに向けての準備、おさおさ怠りなくしておいて欲しいし、自宅放置者をちゃんと診察して入院なりの措置をとって欲しい、生活困窮者にお金や食料をあげて欲しい・・・。
新総理は聴く耳を持っているそうなので、みんなで声をあげていきましょう。
今日は、出身ライターの清水友佳子さんが、打ち合わせへいらっしゃる前に寄ってくださいました。
コロナになってからお会いしていないので、本当に久しぶり。
次々とドラマを描かれていらして、お忙しい日々を送られていらっしゃいました。
朝ドラ「エール」(NHK)から「彼女はキレイだった」(CX)そして、進行中の「最愛」(TBS)のお話など、話は尽きなくて、時間ギリギリまでおしゃべりしてしまいました。
出身ライターのご活躍はとても喜ばしいし、こうしてお顔を見せて下さるのはとても嬉しいです。
最近は、先輩・同輩・後輩がご一緒にドラマを描かれていらっしゃることも増えていますし、出身小説家の原作を出身脚本家が脚色ということもあり、センター出身大賑わいって感じ。(笑)
清水さんも「エール」は嶋田うれ葉さんと、「彼女はキレイだった」は三浦希紗さんとご一緒でしたし。
コロナが収束したら、「出身ライター大集合、センターに集まれ!」なんてやってみたいねと盛り上がりました。
創立50周年パーティーもコロナでできなかったし、なんだかパーッとやりたいと思うのは誰もが思うこと。
こういうのがリバウンドさせるのかもですが、やっぱりやりた~い、ですよね?
シナリオ講座
今日はシナリオ8週間講座の開講です。通学の方も増え、活気が戻りつつあります。
8週間講座はその名の通り、8週間わずか2ヶ月、8回、16時間でシナリオの基本の技術をお教えします。
10月からシナリオ・センターのメイン講座、シナリオ作家養成講座も始まります。創作の秋です。
8週間講座は、作家養成講座のシナリオの基本の部分をギュッとコンパクトにお教えしていきます。
今も講座の初めにお話をしてきたのですが、毎週講義に添った課題で宿題が出ます。シナリオを描いていただきます。
この毎回の宿題こそがたくさんのプロを育ててきた秘密兵器なのです。
知識がどれだけあっても、それを活かさないと意味はありません。
例えば、シャレードという技術を使うとドラマが面白くなりますと、お教えします。
シャレードとは小道具や動作で登場人物の感情、状況を描写する方法なのですが、これだけ知っても使ってみないと本当に落とし込んだことにはなりません。
使えないと意味がありませんから。
そのために講座では、講義内容の一番大事なところを使えるように課題を設定し、宿題として出していくのです。
講義を聴いて(知識)、宿題を描く(技術)、添削をみる(客観)このやり方こそが、シナリオの技術=伝える技術を体得する方法なのです。
新井一が作ったメソッドって本当によくできているんです。
カリキュラムも課題も階段を一段一段、着実に上るようにできているんです。踏み外したり2弾跳びしたりはダメですけど。(笑)
これを基に私たちはシナリオの技術をお教えしているのですけれど、時として新井に文句を言われないかなと思う時があります。
ちゃんと受講生の方々に伝わっているのだろうか、わかっていただけただろうか、ちゃんと添削ができているのだろうか・・・講師は常に己を振り返らないといい講義もゼミも添削もできません。
創作は、生徒と先生という関係はなく対等です。技術はお教えできますが、描きたいものはそれぞれです。それはお教えできません。
ご一緒に切磋琢磨しながら、シナリオを描くことを、創作を、楽しんでいただければと思います。
明日から、ゼミナールも通学解禁です。
ハイブリッド(オンライン&通学)なので、おいでになれない方はオンラインでご参加いただけます。
久しぶりのお顔を拝見できるのでしょうか。
台風も心配ですので、気をつけておいでください。