国民への気持ち
シナリオ・センター代表の小林です。今日の表参道は、涼しいです。
でも、ちょっと信じられない気持ちが強く、まだ夏物をクリーニングに出せません。真夏日がまた来るとの予報もありますし。
昨夜は、タオルケットだけではちょっと肌寒く肌掛けをかけました。
少しずつ秋の気配が濃くなってきています。来週はもう10月ですものね。
あっと言う間に師走になりそう。このスピード感怖い。(笑)
エリザベス女王の国葬をテレビで見ながら、10時間以上待っても弔問したい英国国民も、粛々と進む王冠を乗せた棺の姿も、なにもかもが厳粛で偉大な感じがして、日本との違いもさることながら、さすが大英帝国って思ってしまいました。
英国の内情も実情も知りませんが、女王の葬儀「ロンドン橋落ちた」作戦は30年以上も前から、女王自身も考えて創られていたそうで、付け焼刃ではないだけで、舞台を見るように鮮やかさでした。
日本では上皇様は、「経済的な負担も含めた国民生活への配慮と、時代に沿った葬送をしたい」というお気持ちをお持ちで、できる限りの簡素化をおっしゃっています。
上皇様は平成になってからの経済不況や自然災害などの際に被災者に寄り添うことを大切にされてきており、国民を優先、大切にすべきだとお考えのようです。
なのに、エリザベス女王の御葬儀経費は13億だというのに、安倍元首相の国葬儀は16億っていう税金を使う、どれだけかければ気がすむのだと思うと同時に、英国と比較してもどれだけ中抜きされているのだと思ってしまいます。
そこで、ちょっと提案。
ちょうどいいというと失礼ですが、この台風14号で被災された方はたくさんいらっしゃる、台湾では地震、パキスタンでは洪水と今大変なところがいっぱいになっているので、こちらへお金を回したいので「国葬はやめた!」と岸田首相が宣言して、自民党葬にしたらいかがでしょう。たくさん政党交付金もお持ちのようですし・・・。
亡くなられた安倍元首相もその方が草葉の陰でお喜びになると思います。
クモの糸が1本おりてきて、きっと・・・たぶん・・・。ねえ、お釈迦様。
ミュージカル「東京ラブストーリー」
出身ライターの佐藤万里さんが、お忙しい中お顔を出してくださいました。
今、佐藤さんは11月末から上演されるミュージカル「東京ラブストーリー」の脚本・作詞を担当されていて、稽古の真っ最中。
「東京ラブストーリー」は、バブル期にご覧になった方もあるかもしれせんが、ラブストーリーの女王柴門ふみさんの漫画で、「カンチ!」で一躍ヒットを飛ばしたテレビドラマにもなっています。
このミュージカルは、テレビドラマは踏襲せず、柴門ふみさんの原作から、佐藤万里さんが脚色されました。
空キャストと海キャストのダブルキャストで、主人公のカンチは、空が「鎌倉殿の13人」で鎌倉殿実朝役の柿澤勇人さん、海が最年少ウルトラマンで、出身ライター本田隆朗さん脚本の「5分後に意外な結末」2話(9/22より放映)で主役を務める濱田龍臣さん。
全編オリジナル楽曲をグラミー賞受賞の作曲家ジェイソンハワランドさんが書き下ろし、その曲に佐藤さんが詩をつけています。
英語ではないので日本語との曲の交わり方など、言葉選びも大変で、実際にジェイソンさんが来日して稽古が大詰めになると、また直しなどが入ってくるのではと佐藤さん。
稽古場でも、脚本・歌詞の佐藤万里さん、演出の豊田めぐみさんを中心に、台本の修正が行われているそうです。
「この台詞はカット」「この台詞からこの台詞まで、8行分カット」「〇〇〇を消して△△△に」など、細かい台詞の出し入れから、場面の順序の大胆な入れ替え、さらに「昨日練習してもらったけれど、このナンバーはカット。かわりに〇〇〇のリプライズを入れようと思います」など、ザクザクと修正がかけられ、どんどんと変化しながら仕上がっていく・・・舞台づくりって大変なのですね。
充分な稽古を積んで11/27から12/18まで、東京建物BrilliaHALLで上演されます。その後大阪、愛知、広島公演もあります。
近くになりましたら、またご紹介したいと思います。お楽しみに!頑張れ、佐藤さん!