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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

心を読む

新井一の言葉

差別

シナリオ・センター代表の小林です。やったぁ~!!夜明けの勝利!
ワールドカップ日本:スペイン戦は2:1で日本の逆転勝利。これは奇跡でもなく歓喜でもなく本気の結果ですね。
コスタリカ戦でボロクソに日本チームを叩いていた方は、この勝利にはどういう感想をされているのでしょうか。
それにしても、今は人の眼だけでなく、科学の眼がすごい!
1ミリも見逃さないって、驚くような精緻なシステムが作動しているのですね。
このシステムを作った会社、とてもすごいらしいです。
フト、議員のお金の管理・スケジュール管理など全部一括でみられる、どこへ行くのも映し出されるようなシステムを作ってもらったら・・・と思っちゃいました。
隠し金も、出かけた場所もしっかりとわかるように、忘れたとか記憶にないとか破棄したとかいえないように。
公人なのだから、フルフル国民に見張られていても仕方がない。国を動かすのだから、それだけの覚悟をもってやってくれなくちゃ。
私たちの税金が1円たりとも無駄に使われないシステムってできないでしょうか。

今の政府を見ていると、こちらはこちらで1円たりとも税金を払うものかと思ってしまいます。
ひどい大臣ばかりですが、その上、こんなおかしな人が政務官で、それを容認して、かばうのですから。
色々言われて、2日の参院予算委員会で、水田水脈総務政務官が、過去にLGBTのカップルについて「『生産性』がない」と月刊誌に寄稿したことや、「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」、とブログに投稿したこと・・・こともあろうにスイスで開かれた国連女性差別撤廃委員会でです・・・に対して「傷ついた方々に謝罪し、表現を取り消す」と述べ、やっと撤回したそうです。
でも、表現を取り消しても、彼女の考えは変わっているわけではない。心にもない撤回をされても、より傷ついてしまいます。
こんな人ばかりで日本を動かされては、たまりません。
来年は、きれいになるのでしょうか。

ト書

来週のピンポイント講座で、今年のすべての講座が終わります。
最後の講座は、来年こそしっかりと映像表現を身につけて欲しいと願って「ト書」。
12月7日・14日水曜日の2日間、オンラインでのライブ配信講座です。

「ト書」ってなんでしょう。実は「ト書」こそが映像表現。
「ト書」の役割は、登場人物の動作が主体です。
つまり、出たり入ったり、立ったり、腰かけたり、手紙を読んだり、どうしても観客に知っておいてもらわなければいけないことを描きます。
もうひとつ、舞台装置。柱に描いた場所の説明も描きます。
「ト書」は具体的に描かなければ、映像でわからないのですが、だからと言って文学的な抽象的な表現はしてはならない、「ト書」は丸たん棒に描けと新井一は言っています。

講座では、「ト書」を描く意味、「ト書」の効果について、作家集団の平岩講師がわかりやすく解説していきます。
12/7(水)『ト書とは何か?』
・なぜト書が必要なのか?
・セリフとト書 〜もちつもたれつの相関関係〜
12/14(水)『言葉にできない分、身体が物語る』
・心の動きは、身体につながっている
・「身体は正直」/無意識のシャレードとは?
・小道具に物語らせる

あなたのシナリオがより映像的に、シーンが浮かぶように描くために「ト書」を今年最後に復習して、来年の備えておきましょう。
来年、あなたが主役で、飛び跳ねるために。

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