子育て
シナリオ・センター代表の小林です。6月になっちゃいました。ああ、あっという間です。
私事で恐縮ですが、我が家の孫は、昨年のウクライナ侵攻の日に生まれたので、1歳3カ月くらいになります。
ここ数週間で伝い歩きをはじめたと思ったら、3,4歩おっとっとという感じで独り歩きしだし、今や部屋の隅から隅まで一人で歩ける、手をひけばもはやひと交差点くらいまでは歩けるようになりました。
というように、早いんですよ、子供の成長は。
なのに、なにをぐずぐずしているのか、ちっとも立ちあがらない、歩けるようにならない少子化対策。
待っているうちに、我が孫は、成人式なんか迎えそうです。(笑)
少子化対策の根本は、子どもをどうすればいいかだけではないと、私は思っています。
一番は女性へのリスペクトと働き方改革。
子どもを産める環境というのは、子どもを育てられる環境ではなくてはいけないのです。
我がセンターのスタッフも明日から産休に入ります。
その後は育業になりますが、安心して仕事ができるには、信用して預けられる安全安心な場所、何かあった時も看てくれる環境、遅刻早退なども認めてくれる仕事環境、そして、何より大事なのは夫婦で対等に育児ができる社会環境なのではないでしょうか。
私は、男性ができないことは子供を産むことだけ、あとはみんな男女同じようにできるのですから、せめて1年くらいは夫婦ふたりで育業(育休)をとり、子育てするべきだと思っています。なんだって、母親に押し付けるのは間違っています。
子供は、社会で育てる、ヘタに家庭で親が甘やかして育てるとどっかの元〇〇官みたいになっちゃうかもだし・・・。(笑)
こども家庭庁ではなく、こども社会庁だと思うけどなぁ。
でね、居眠りするか利権しか考えていないお上の皆さんは生活保護費程度の給与にして、子どもの、他人の命を預かる保母さん、お医者さん、学校の先生など等を高給にするべきだと思うのですが。
コンクール
橋田賞新人脚本賞が、昨年に引き続き、新しくなりました。
これまでの1時間の作品に加え、今回は15分程度の短編作品も募集されます。
テーマは、それぞれの時間に相応しい、今の「家族」。
1時間作品(入選作1篇)と短編作品(入選作1~3篇)ともそれぞれを映像化する予定です。
締め切りは、短編作品:2023年10月15日(日)24時
1時間作品:2023年10月31日(火)24時
賞金は、短編作品:入選作 20万円(1~3篇)1時間作品:入選作 100万円/佳作 20万円
2024年6月頃 TVerほかで公開予定。
「この賞では、設定の奇抜さ、企画の斬新さは求めていません。人間を描いてください。人と人とのふれあいを描いてください。
グローバル配信の時代に、世界に通用する筆力は、日本の「家族」をいかに描けるかで決まると考えています。
今後の映像業界に貢献できる新人脚本家との出会いを期待しています。」とのこと。
奮って応募してみてください。ドラマとは人間を描くこと。
舞台脚本の募集もあります。
「第9回新人シナリオ発掘プロジェクト」(主催:NPO法人文化芸術教育支援センター)
こちらは優秀作4本を舞台化します。
「楽屋」を舞台にしたワンシチュエーションストーリーを募集。ジャンルは問わず、シチュエーションの妙と会話と展開の面白さに重点をおいたもの。
時代設定:現代・出演者:4~6人程度・想定尺:25~30分・エントリー料:1作品1000円。
締め切り:6月30日
賞金:最優秀賞10万円1本・佳作3万円3本
これから、コンクールがどんどん出てきますので、果敢に挑戦してみてください。