みる

シナリオ・センター代表の小林です。毎日怒っているとしわが増えそうで、できる限りにこにこしていたいと思っています。
なのに、思わず顔をしかめてしまうことが余りにも多くて、私のしわをどうしてくれるって、またまた怒りたくなります。
毎日よくもまあ、国民の税金を使いこんで平気な顔ができるって、どうなの裏金議員。
「党の処分は終わって、けじめがついている」「スケープゴートにされた」って平気で言える面の顔の厚さに腹立ちも通り過ぎ、唖然としてしまいます。
自民党の政治資金改正法案、こんなもので国民が納得すると思っているんでしょうか。笊法、抜け道だらけ・・・私たちはそれを見抜けないとでも思っているのでしょうか。
収支はすべて1円たりとも出すのが当たり前なのにそんなこともわからない。
大体、国民のお金を勝手に使っているのは、泥棒と同じですよ。泥棒が大きな顔して「このくらい盗んでもいいよね」って、普通に考えても横領でお縄ですよ。
裏金作りの大本の森元首相や安倍元首相もさることながら、それを唯々諾々として上から言われたからやったって平気で言える下っ端議員もおかしい。
言われたからやっただけという人が、物事をきちんと考えられるはずもないので、こういう人を選んではだめです。
自分の頭で考えることもできない人にお上は務まりません。
下々の私たちに出来ることは、きちんとしている人を選ぶこと。心して見ていきましょう。

描く

ドラマ誌6月号のライター掲示板に出身ライターの方々の情報が載っていました。

5/23放映「ビジネス婚　好きになったら離婚します」（MBS）で桐乃さちさんがデビューです。
こちらは、なんと先輩ライターの髙橋幹子さんとご一緒です。
もう御一方デビューされたのが、花田麻衣子さん。４月期の「あなたの恋人、強奪します」（ABC）2・3・6話を担当されています。

花田さんが掲示板にこう書かれていらっしゃいます。
「本作が私の脚本家デビューとなりました。ここまで気の遠くなるような長い道のりで、途中、何度も転んでは起き上がり、『次こそは！』としぶとく歩き続けました。
『こんなにドラマが好きなのに！』『こんなに物語が好きなのに！』とどんなに熱い想いを抱いても、シナリオの神様は中々私に振り向いてくれませんでした。
まさに苦しい片思い状態です。誰かシナリオ神様の落し方を教えてください・・・。
夜空を仰いでいたら、雛子（今回の主人公）やって来て、あっという間にシナリオの神様を落として私の悩みを解決してくれました」
花田さんは、シナリオS1グランプリは２回、橋田賞受賞とコンクールでも力のあるところを見せてこられた方ですが、プロへの道のりは大変です。
ですが、諦めずに描き続けたことでシナリオの神様が微笑んでくれました。
花田さんも桐乃さんも描き続けてこそのプロデビューです。
おめでとうございます。
プロの道はただ一つ、ともかく描き続けること、それしかありません。

5/27からのNHK総合で夜ドラ（月曜日～木曜日10：45～11：00・全32回）「柚木さんちの四兄弟」は出身ライターの荒井修子さん脚本。
４月期「アンチヒーロー」（日曜日21：00　TBS）を李正美さんは、チームで書かれています。チームの山本奈奈さん、宮本勇人さんもご出身です。