イライラ
シナリオ・センター代表の小林です。今日は心臓血流検査を受けてきました。午前中に負荷をかけてCTを撮り、その後3時間空けて再びCTという半日かけての検査で、心臓の細胞に血液がきちんと届いているか、届いていない部分はないかを調べる検査だそうです。
何年か前に、健康診断で要再検査となり、カテーテル検査までして結局問題はなかったのですが、年に1度は検査しておけば安心と言われて・・・。
ま、歳だし、いつ心臓が止まってもおかしくないしと思ってやっているのですが、年々その安心代が高くなってきて、そのせいか心臓がバクバクして、検査などしてもその前に・・・。(笑)
食品だけでなく、医療費も、交通費も、光熱費もあらゆるものが上がり、経理の手を煩わせるだけのわずかな減税で何が変わるのでしょう。
シナリオ・センターの自動販売機も新しくなり、販売機会社からは値上げを言われたのですが、手数料はいらないからと断固拒否。
それでも、もの自体が値上げになっていてちょっと上がってしまったものもあり、忸怩たるものがあります。
世の中が変わっているのだからそこまで頑張っていてもといわれるのですが、こればかりは私の性分だから、少しでも値上げしないように頑張れるだけ頑張りたいのです。心臓はバクバクですが。
岸田さんと麻生さんが会食とか菅さんが動き出したとか、永田町界隈は騒がしいですが、なんだか変だなぁと思うのは、私だけでしょうか。
国民がはっきりして欲しいのは裏金問題、脱税、政治資金規正法の改正にならない改正とかですけど、話し合いはそこはスルー、自分たちの保身についてのみなのですよね。
都庁のプロジェクションマッピングの入札は、五輪談合で入札指名停止の電通と博報堂の子会社の上、都庁の申請する人と入札認め人と入札責任者が同一人物なのだそうです。しかも開示書類も黒塗りばかりとか。
確か都知事はブラックボックスはなくすと言っていたような・・・。
どこを向いても「はあ、私たちのこと忘れていない?」と思うことばかり。
権力を持つとみんな変わってしまうのでしょうか。民の辛さなどどこ吹く風に。
ワクワク
「シナリオ・センター式物語のつくり方」(日本実業出版刊)に引き続き、「シナリオ・センターが伝える 14歳からの創作ノート」(KADOKAWA刊)新井一樹の2冊目の本が上梓されました。
前作「シナリオ・センター式物語のつくり方」は、作家デビューしたラランドのニシダさんが「どう描くかという表現技術を取得できていないだけなのに、才能という言葉で逃げてはいけません」という同書の一文に励まされたと公言してくださったおかげか、この本を読後された方々が50人以上も受講してくださり、センターにとっても嬉しい効果がありました。
「シナリオ・センターが伝える 14歳からの創作ノート」は、14歳というので子どもの向けのように思われますが、より実践的に子どもだけでなく、大人にも楽しんで創作の世界に入っていけるように創られています。
物語づくりの一番大事なキャラクター作りの見本のように、4人のキャラクターが「マジカル・ミソ帳ツアー」に巻き込まれていくストーリーラインになっており、そのストーリーの中で自然に表現技術が身につくという画期的なやり方です。
ちょっと描けるようになった人が陥る創作の穴があります。
設定や発想の面白さ、物語の運びに囚われてしまって、ただただストーリーを運んでいく。
せっかく表現技術を習得したにも関わらず、それをうまく使って魅力あるシーンを描くのだということを忘れてしまうのです。
コンクールでトップに立てない作品は、この創作の穴に落ちてしまっていることが多いです。
お話しは面白い、テーマはいいんだけれど、何かが足りなくて1等賞になれない。
キャラクターは?構成は?見せ場は?シャレードは?カットバックは?
どう見せるかどう伝えるか、シーンごとに考えてください。
そんなことに気がつかせてくれるのが「シナリオ・センターが伝える 14歳からの創作ノート」の「マジカル・ミソ帳ツアー」。
ご一緒に物語づくりの旅に出てみましょう。一段と腕が上がります。