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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

変化が生まれる

描き続けるはじめちゃん

ミソジニー

シナリオ・センター代表の小林です。今日は39都道府県に熱中症警戒アラートが出ています。
あれぇ~、日本って47都道府県ですよね、ということは・・・全国80%以上でメチャ暑、ということなのですかぁ。
こう暑いとエアコンは止められないし、電気代は上がるばかりですね。
エアコンの節電かつ涼しい使い方をテレビでやっていましたが、温度設定を1度下げるより風量を強にする方が涼しく、電気代にも優しいのだそうです。お試しあれ!

アメリカでは、出馬をやめたバイデン大統領の代わりにハリス副大統領が民主党候補として大統領指名選挙に出るようです。
ハリスさんは、女性初、黒人初、アジア系初と初尽くしの方ですが、なんと、21日からの一日でおよそ127億円の献金が集まったそうで、 一日で集まった献金額としては史上最大だと説明しています。
バイデン大統領のこともあり、期待度が大きいのでしょうね。
選挙活動を本格化させていくともっと人気も献金も高まっていくのでしょうが、私は、ハリスさんが蓮舫さんのようにならなければいいなぁと思います。
私の言う蓮舫さんというのは、人種差別とミソジニー(女性嫌悪)を向けられたことを差しています。
ご存じのように、現職でやってきた強みだけで戦える小池さんに対して、現状の都政を批判する立場の蓮舫さんは『現状に歯向かう生意気な女』などとみなされて、ミソジニーを向けられる対象になり、選挙が終わった今もなお叩かれ続けています。
それも政策の問題ではなく顔だの性格だの出自などでです。
そして、こんな本来許されないことを声高に言っているのは男性が圧倒的です。
「ミソジニー」という言葉を「男性社会に逆らう女性に対する処罰感情」と定義している哲学者もいらして、女性をまだまだ認めようとしない男性が多いということです。
人種差別の激しい大きなアメリカで、ハリスさんが大きな変化を成し遂げてくれたら、世界的にも変化が起きるような気がします。

描き続ける

先日、あるプロデューサーの方と飲んでいたら、興味深いことをお聴きしました。
シナリオ・センター出身のライターの方々がとても活躍されているのは周知のとおりですが、シナリオ・センターへ行かずに、シナリオ・センターのYouTubeとかホームページで勉強したいう新人の方がいらしたというのです。
で、かのプロデューサー氏「シナリオ・センターで学べばもっとうまくなるから、ちゃんと行って学んだ方がいいよと言ったけれど、どうしてそんなに大事な技術をオープンにしているの?」と。
確かに、それで受講生がいらっしゃらなくなるのは困る(笑)。

で、しみじみみてみました、ホームページの「シナリオTIPS」とYouTube。
「今回ご紹介するシナリオの技術は「リトマス法」。
リトマス法とは、1つの状態に、リトマス的な人物・セリフ・小道具・事件・自然現象等を投げ込むことで、人物を描くことができる方法。
シナリオでキャラクターを出したいときに使えます!
※こちらのコーナーでは、創作ワンポイント動画「新井一、かく語りき」のシナリオをテキストでご紹介。例えば、ちょっとした隙間時間にザーっと確認したり、動画版と併せてご活用ください!」
と「シナリオTIPS」。で、例を出したりしていて、ホント親切。
なんかいい感じなのですよね。(笑)

確かにこれだけでシナリオの技術を学んだ気になる方もおいでになるでしょうが、これを知ったらもっと学びたくなる方の方がきっと多いと私は思います。だって技術って奥が深いもん。
それに、多くの人に伝えるためにシナリオの技術を使うことは大事なのですが、でも、技術はかじったくらいでは身につかない、残念ながらダメなのですね。
では、どうして出身ライターの方々がこんなに多く輩出できるのか?
たったひとつです。
この技術を使ってシナリオを描くことが大事、だからひたすら描き続ける環境であること。
シナリオ・センターはそのためにあると言っても過言ではありません。
シナリオライターに成るための王道は、描き続けることだけですから。
同志がいて講師がいて、描き続けるための環境がある、それが一番なのだと私は思っています。
シナリオ・センターは、出身ライターの皆さんの、創作に携わる方々の故郷であり続けたいと願っています。

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