玄関前線
シナリオ・センター代表の小林です。秋田、山形では記録的な大雨にみまわれ、河川氾濫、浸水、土砂災害などなど被害が出ています。大きな被害が出ないようにと祈るばかりです。
日本全国、怪しい天候です。くれぐれも、気をつけてお過ごし下さい。
この暑さに、玄関前線というのが起きているのだそうです。
「前線とは、暖気と寒気の境目、つまり気温差が大きい場所を指す気象用語。
冷房の影響により家や店でも玄関を境にして室内外で気温が大きく変わるため、この室内外の境目を玄関前線と呼んでいます」とのこと。
冷房の効いた家から、暑い中外に出て、で、また冷房の中にという繰り返しに、自立神経の切り替えがうまくいかなくなって、体調が崩れます。
多くの方が体調を崩しているのはそのせいもあるのですね。
暑いとどうしても、冷房は強めになります。
入った時は気持ちがいいのですが、暑いところから急激に冷たいところに入ると肉体的にも、神経的にも落差にやられるようです。
私はいつもカーディガンやスカーフなど羽織るものは持っていて、ちょっと汗が引いて落ちつくと、必ず着ます。
特に暑ければ暑いほど、どうしても冷房も強めになります。体温調節はとても大事です。
自律神経を整えるには、深い呼吸をすることと体をひねることなのだそうです。
大きく深呼吸をして、身体をひねって腸の蠕動運動を促すと切り替えがうまくいき、交感神経と副交感神経の動きが整うらしいです。
気候の変動から今まで通りではいかないことがどんどん出てきます。それに対応できる身体にしないと、人類は滅亡するかもしれませんね。
ドラゴンドリル・ストーリー 火山の竜王(Gakken)
通信の大門櫻子さんが、「ドラゴンドリルストーリー 火山の竜王」(Gakken)を出されました。
Gakkenに累計80万部突破の人気ドリル「ドラゴンドリルシリーズ」があります。
小学校1年生から4年生まで計算・漢字・文章読解・アルファベットとローマ字・都道府県・全科と科目ごとのドリルです。
スマホアプリでも反復練習が楽しくできる、ドラゴンと一緒に学べる気分のドリルです。
今回、ドラゴンドリルシリーズに合わせて始めて児童書「ストーリーシリーズ」が生まれました。
「ドラゴンドリルストーリー 火山の竜王」はドラゴンと共に生きていた時代のお話しです。
人々はドラゴンを敬いながら生きていますが、その中でも「ドラゴンドリル」を持つ人はドラゴンと絆を結び、助け合って生きてきました。
ドラゴンドリルは、持つ人とドラゴンの信頼関係を記録し、契約を交わしたドラゴンを召喚することができます。
ドラゴンドリルをもつ「竜の里」の少年リヒトはドラゴンが大好き。
15歳になったある日、竜神族のドラコとともに伝説のドラゴンに出会うために旅に出るのです。そして火山の街ヴァルカンで少年シオンに出会い・・・。
この本は児童小説ですが、ちょっとシナリオ的描き方で、とても読みやすい本になっています。
子どもたちがスーッと物語の中に入っていくでしょう。
大門さんのシナリオ力が活かされているかと思います。
実は、この本は大門さんが、シナリオ・センター主催のミソ帳倶楽部に参加して、Gakkenの編集者目黒哲也さんが講義をされた時に、作家募集をしたことからお仕事につながったそうです。
出会いというものはある意味奇跡で、どこにチャンスが転がっているのかわかりません。
こういうチャンスがあったら、すかさずトライしてみる。大事なことだと思います。
大門さん、今後の出版も決まっているのだそうです。