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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

人生

シナリオ・センター

夏休みも

シナリオ・センター代表の小林です。夏休みも佳境に入ってきました。来週は、シナリオ・センターも一週間の夏休みをいただきます。
こう暑いと8月いっぱい休みでもいいんじゃないかと思ったりしていますが、NPO法人キッズドアやひとり親家庭サポート団体全国協議会の調査では「夏休みが短い方がいい」という困窮家庭からの声が多数上がっているのだそうです。
確かに、夏休みで給食がないので一日2食で親は1食にしているとか、電気代節約でエアコンもできるだけ入れない、ガス代節約で水シャワーにしているとか、どこにも連れていけないなどの声を聴きます。
子どもの貧困7人に一人と言われて久しいのに、お上は「真摯に検討」ばかりで実際にちっとも動いているように見えません。
「なぜこの国は養育費を払わない無責任な親が何の罪にも問われないのか。
なぜ算定表はあんなに少ない額なのか。足りるわけがない。
怒りに震え、いつまでも変わらないこの国に絶望しています。
子の福祉の点でも明らかに人権侵害です。」
シングルマザーの叫びです。本当にそう思います。
大体やってはいけないことを、あろうことか大臣が規範もものともせず政治資金パーティーを開き、総務大臣、厚労大臣等が「お金がないから」って開き直る。
食べられない子供がいるのに、平気で当たり前のように宣えるこの神経を許してはいけないのです。こういう感覚しか持っていない人に社会を任せてはいけないのです。

「夏休みなどの長期休暇および気候変動による酷暑を踏まえ、低所得世帯への一時金などの対策を早急に行う必要がある。
児童扶養手当の拡充が望まれる。
養育費の立替払いなどの制度導入、家賃補助等。
共同親権よりもまず、養育費の徴収義務化、算定表額の倍増が最もひとり親が望んでいて、一刻も早く実現してほしい。」(抜粋)ひとり親家庭サポート団体全国協議会は提言をおこなっています。
お上!!ちゃんと聞いているか?!!

嬉しいブログ

「昨年の7月からシナリオ・センターに通っていました。
どんな人でもドラマや映画の脚本が書けるようになる学校なので
自分の人生が辛いとか恨みがあるとか思い通りにならないと思うなら
 自分の不幸や辛さを ドラマの主人公にしてみませんか?
最後はどんな風になりたいのか それを自由に描けて、 最後はイケメンとの結婚で幸せな人生になるストーリーを描けるようになると人生はドンドン楽しくなる。」
ある在籍生の方が、こんな素敵なブログを書いてくださいました。勝手に掲載してごめんなさい。とても嬉しかったのです。

シナリオ・センターは、もちろんプロになりたい方のためのシナリオ基礎講座を行っています。
シナリオの知識ではなく、きちっと技術として落とし込み、使えるようにするというのがシナリオ・センターの勉強方法です。
おかげさまでシナリオコンクールの9割を受講生が、連ドラの6割は出身ライターがという実績をいただいています。
プロ養成はシナリオ・センターのメインではあるのですが、シナリオ・センターは「日本中の人にシナリオを描いてもらいたい」という理念を持っています。
プロを目指さなくても、シナリオを描くことで想像力が広がり、他人に対して見方が変わります。それは、ドラマは人間を描くことだからです。
それぞれの人生で辛いこと、悲しいこと、楽しいこと、嬉しいことをシナリオに描くことで客観的に見えてきます。
自分の想いを綴ることだけでなく、相手のことを考えて書かないとシナリオにならないので、主観だけでものをみなくなります。そんなシナリオの効用をブログでは見事に表現してくださって、とてもうれしかったです。

自分の人生なんてなかなか思い通りにいくものではありません。
でもね、シナリオに書いてみることで、ちょっと客観的にみれるとずいぶん心持は変わってくるものです。
昨夜、テレビでミュージシャンの「ゆず」が「やり続けていく」ことが大事だということを語っていました。
「やり続ける」ってすべてに通じるのではないでしょうか・・・シナリオも描き続けることが大事。
プロの道も自分の人生も、きっと輝きます。超えて♬越えて、越えて~♪

過去記事一覧

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