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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

インクルーシブ

まつりのあとのまつり まぜこぜ一座の殺人事件 舞台挨拶

イマイチ

シナリオ・センター代表の小林です。私は当分この世の不条理を言い続けるのでしょうが(笑)、お天気の方もいつまでも晩夏が続いていて、初秋にならない。イマイチ、スカッとしない毎日です。

今更ながら知ったのですが、公認と非公認では選挙運動での制限が全然違うのですね。
ビラは公認11万枚、非公認7万枚、ポスター公認は個人宅や商店などにも貼れるが非公認は掲示板のみ。
選挙カーも公認は政党の車も使えるけれど非公認は選挙カー1台のみ。政見放送も名前だけ。無所属だから比例と重複はできっこないことはわかるけれど、何故、ここまで違うのでしょうか。
有権者の私たちは個人へ向けて投票するのに、個人と団体(党)に組している人で選挙運動の制限差別っておかしくないですか。
それに、比例と重複できるという比例代表制。
選挙区で「この人は議員なってくれなくていい」って有権者が落したのに、勝手に党が議員にしちゃうって、おかしくないですか。
団体や会社に言われて、決める組織票というのも認めちゃいけないと思うのです。
旧統一教会や創価学会など等宗教団体とか労働組合とか経団連などの大企業だとが、何故票を集めるのでしょう。
どんな団体に属していようが、そこにいる人は個人ですから、個人の自由で選ぶ、それをさせないのは憲法違反ではないのではないのですか。
結局、世の中の仕組みって、「大きなものに巻かれる」ようにできているのでしょうけれど、だからこそ、こうしたところを変えていきたいです。
選ばれる方が勝手に仕組みを作っているって、変な気がします。
色々考えると、なんだかわけのわからないことばかり。
やっぱり黙っていてはだめなんです、声なき声を1票に託しましょう。
裏金、防衛費の増大、増税、政策活動費の有耶無耶、モリカケサクラ問題、旧統一教会、インボイス、公文書の改ざんに記録の喪失・・・あまりにもいっぱいあって何があったか忘れてしまうくらいですが、こういうことをやった人は許さない、こうしたことに反対を貫いてきた人に投票しないとね。

まつりのあとのあとのまつり まぜこぜ一座の殺人事件

今日から公開になり舞台挨拶もありました。
映画「まつりのあとのあとのまつり まぜこぜ一座の殺人事件」

「まぜこぜの社会」をめざす俳優東ちづるさんがマイノリティパフォーマーの表現の場をつくり、クルマ椅子ダンサー、全盲の落語家、ドラァグクイーンなどなどが集まってサーカスや見世物小屋をイメージしたエンタテイメントを展開してます。
今までも劇場公演をされていて、人気もメディアの取材もすごく、再演を繰り返しているのに、大々的にニュースにはまったくならなかったのだそうです。
多様性、ダイバーシティ、インクルーシブ、SDGsとか言葉はとても広がってきているのに、現実には大きな壁が立ちはだかっていると東さん。
「みんな違ってみんないい」はずなのに。
そこで、出身ライターでもあるドラァグクイーンのエスムラルダさん脚本の映画が生まれました。
「Theミソ帳倶楽部」で10月25日エスムラルダさんと斎藤監督がおいでくださって、マイノリティパフォーマーとの成り立ちから映画づくりまでをお話ししてくれます。
自分の知っている世界だけでものを見ないこと、広く様々な個性の人々と知り合い、もっと自由な世界を広げていく・・・そんな社会になったら生きやすいですよね。
東ちづるさんのまぜこぜ社会を目指す一般社団法人「Get in touch」が多くの方にまぜこぜ社会の居心地の良さを知ってもらいたいと作った映画です。
「Get in touch」の理事もされていらっしゃる声優の三ツ矢雄二さんや、山寺宏一さん、日髙のり子さんなど著名な声優さんたち11人がメッセージソングを歌ってくれています。
私にように大上段に憤慨したりするのではなく、エンタテイメントを通して楽しくまぜこぜの居心地の良さを伝えていくことが大事なのでしょうね。
笑いと涙のヒューマンサスペンスです。
映画を観てから聴講するか、聴講してから映画を観るかは自由です。
Theミソ帳倶楽部は10月25日(金)19:00から。オンラインでも通学でも。
創作を志す方なら、聴講して欲しいです。新たなアンテナが作動することでしょう。

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