戦争
シナリオ・センター代表の小林です。今朝、赤坂の豊川稲荷へ行ってきました。毎年正月明けにお参りさせていただいて、シナリオ・センターへお力を貸していただけるようお願いしています。
川上徹也さんのご本「運のいい人は神社でなにをしているか」に従って「55周年、精一杯頑張りますので見守ってください」とお願いをいたしました。
今まではこちらが頑張るというより、お稲荷様に頑張ってくださいねと檄を飛ばしていたような。失礼いたしました。(笑)
イスラエルとイスラム組織ハマスが15日、停戦と人質の解放に合意したというニュースにちょっとほっとしました。
戦争はいつだって、戦争を始めた人間が戦場に出ることはなく安全なところにいて「ああでもない、こうでもない」と下々を死地へと、まったく罪もない子どもたちを危険な目に残虐な場所へと追いやるのです。
どんな大義があろうと人が人を殺すのが戦争ですから、人間としてやっていいことではありません。
しかもお上は目先のことしか考えていない、人を数字としてしかとらえていない、頭の中でしか計算していない。
だから先の第二次世界大戦のインパール作戦などでは、餓死して亡くなった方が圧倒的に多い、家族から無理矢理離されて無駄死にさせられたのです。
ウクライナでもどこでも同じような気がします。
誰一人戦争などは望んでいないのに、一握りのろくでもないお上のために殺されなくちゃいけない、殺さなきゃいけない窮地に立たされるのですから。聖戦などないのです
他人事ではありません。私たちは、戦争にならないよう声をあげていきましょう。
映画・演劇プログラムでたどる懐かしの日比谷・有楽町界隈の劇場たち
作家集団の新井講師が理事長をやっている千代田区文化芸術協会と千代田区が主催で「千代田文化芸術フェスティバル2025」を2月1日から16日まで開催します。
今回、是非シナリオを志す皆さんに見ていただきたいと思います。
ちよだアートスクエア特別展は「映画・演劇プログラムでたどる懐かしの日比谷・有楽町界隈の劇場たち」
そうなのです。新井講師所蔵の昔懐かし古い映画や演劇のプログラムを一斉に展示します。
懐かしいと思われる方も、へぇ~と思われる方も、映画の魅力を再認識できる、新たな発想を得られる特別展です。
今も日比谷は映画街ですが、殆どが東宝シネマズなどのように一つにまとまっていてそこに行けば色々な映画を見られようになりました。でも、ちょっと昔は映画館並んでいたのですね。
有楽座、日比谷映画、日比谷スカラ座、みゆき座、宝塚劇場、日劇、丸の内東宝、ニュー東宝、日劇文化、シネシャンテ、丸の内ピカデリー、丸の内松竹、帝劇、丸の内日活、スバル座など、演劇・音楽では、第一生命ホール、日劇、宝塚劇場、帝劇、日比谷芸術座、日生劇場、読売ホール、日比谷公会堂・・・日比谷、有楽町は映画・演劇のメッカだったのです。
映画全盛の昭和30~40年代は、洋画も邦画も名作がたくさん生まれて、映画街には老若男女が溢れていました。
まだテレビが普及する前は、映画や演劇は、庶民の主な娯楽だったのです。
そんな古き良き時代を想うと同時に名作の生まれた背景を感じてみるのも、新たな映画作り、ドラマ作りの発想の一助になるのではないでしょうか。
最終日の2月16日(日)には13:00から、新井講師が「日比谷・有楽町の劇場街を回顧する」という講演を行います。こちらも是非。
会場は、ちよだアートスクエア(地下鉄銀座線「末広町」徒歩1分)です。