人が変る
シナリオ・センター代表の小林です。日本海側、北海道などで車がすごい勢いで雪に埋まっていく様子をニュースが写していて、東京との落差に驚くばかりです。とても気が引けてます。
でも、さすがのお上も自衛隊の出動が迅速にできるように初動対応にあたる部隊「ファスト・フォース」を24時間待機させるなど「万全を期す」とのこと、自衛隊員の方は大変でしょうけれど、よろしくお願いいたします。
毎日のようにフジの日枝さんの進退が取り沙汰されていますが、日枝さんは、きさくで面倒見のいい人だったのに権力を持ってから人が変ったというお話もあります。
権力は人間を変えるのですよね、これはきっと誰でもです。で、それに気づいたら、自浄努力をすることが大切ですよね。気づかないものかなぁ?
今や日本のお上になったこの方もそうです。
もう少し今までの自民党の権力者とは違うかと思っていましたが、全く同じでした。
森友文書の判決を受けて、衆院予算委員会で上告を断念するよう求められた石破氏は、「判決内容を精査し、財務省や法務省とも相談しながら適切に対処する」と誠意のひとつも感じられない答弁をされていました。
自民党の一党員、一議員であった時は、赤木雅子さんに「森友事件の真実が明らかになりますよう、微力ながら努力を重ねて参ります。いつか必ず正義が実現することを信じて」と何度も心優しい頼もしいお返事を下さっていたそうです。
それが、衆議院本会議でも再調査の必要性を問われた石破氏は「今後とも丁寧に説明していく必要がある」と明言を避けました。
今回の判決は不開示を違法としたものの、文書の開示までは命じていないので、国の、お上としての対応が大きな焦点となるのです。
赤木さんが亡くなって7年、せめてお上から原則開示に立ち戻ろうと明言してください。どうか人でなしで終わらないで。
ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2024
2月27日「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2024」の合評上映会が行われます。
これは毎年、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が若手映画作家を育成するために行っているプロジェクトです。
5月頃にプロジェクトに参加したい方を募集し、最初に10人程度を選考、ワークショップでプロから本格的な映像制作技術に必要な知識・技術を学び、更にワークショップから4人が選ばれ、30分前後のオリジナル短篇映画を、講師による脚本指導を経て、各制作プロダクションもとプロのスタッフ・キャストと共に創り上げます。
そして、丸の内TOEIで上映会が行われるというものです。
監督志望の方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。
4月くらいには応募要項が発表されると思いますので、奮ってご参加ください。
ただし、所属団体・学校の推薦が必要ですので、シナリオ・センター事務局までお申し出ください。
選考用の提出シナリオをいただき、推薦状を書きます。
すべてが揃ったら個人ではなく推薦団体(シナリオ・センター)からndjcへ発送するというのが手立てです。
プロに教わりながら、映画製作ができるチャンスです。
大事なことは一次選考はシナリオということです。ようは監督でもシナリオがうまくない描けないとダメ、シナリオを理解できないといい作品が生まれないからです。
なので、ndjcはシナリオを重要視していますから、しっかりと映像表現をシナリオの上で見せられるよう力をつけてください。
「梅切らぬバカ」でヒットを飛ばした出身監督の和島香太郎監督はここからでました。
プロになるきっかけを上手に活かすのも、あなた次第です。