シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。久しぶりにちょっとスカッとした昨日のガーナ戦。格上ガーナに3-1での勝利はもちろんですが、なんといっても大好きなヤットさんの1点。スター香川選手や本田選手もカッコいいけれど、職人技のヤットさんが好きです。
東京事務局久しぶりの大騒ぎは、ガーナ戦ではなく、EXILEであります。(笑)
EKILEの脚本賞で最優秀賞を大阪の江藤直樹さんが受賞されたお話は、先日書きましたが、9日の週刊EXILEで、最優秀賞をとった大阪の江藤直樹さんのオーディションから最優秀賞をとるまでが放映されたからです。
大阪校もたくさん映り、担当の小島と江藤さんのツーショットに小島のインタビューも長々と・・・。小島の嬉しそうなはじけるような笑顔が印象的でした。
内容はヒューマンエンタテイメントのことですが、映画化された時は、小島がどれだけの笑顔になるのかと、今から楽しみです。
大阪の放映は13日。お膝元の大阪校より一足先にはしゃぎまくった東京本校でした。(笑)
江藤さんは、東日本大震災を描いた「いつかのピクニック」という映画を自主制作していらっしゃいますが、「世の中を少しでも変えられたら・・・」という思いで、シナリオを書かれているとのこと。社会問題をエンタテイメントに包みながら、やさしい社会を目指すすてきなドラマ作りに励んで欲しいと思います。
ドラマの力って案外なもので、福島の風評被害も「八重の桜」でずいぶん助かったと福島の農協の方がおっしゃっていました。
人間を描くことがドラマですから、小さな人間たちのささやかな生活、小さな行いを大切に拾い上げて、生きている喜び、悲しみを伝えていきたいものです。
ちなみにこのコンクール、3000人の応募だったとか、その中で作家集団Fだった馬場大介さんも最終の6人に残っていました。センターから二人、すごい狭き門をお二人もくぐられたんですよ。
代表のHIROさんは、クリエイターとの出会いも大切なので、今後定期的に募集したいとコメントされていました。来年も行われるようです。江藤さんに続きましょう。
大阪校は、10月4・5日にシナリオ作家養成講座が開講されます。大阪は、年2回しか開講しませんから、このチャンスにご入学下さい。
江藤さんは、インタビューの中で、「大学時代から自主映画を作っていたけれど、きちんとした技術を学びたくて、シナリオ・センターへ入った。基本を教えてもらってよかった」とおっしゃっていました。
江藤さんを先頭に今の大阪校は「いけいけ!!」ですから、勢いがいい時に入学しましょう。(笑)
勢いって運をよびますから、バタバタって続いて賞を取ったり、デビューしたりいいことが続く気がします。だって、テレビに映った大阪校は輝いて見えましたもの(笑)
大阪は、東京から後藤所長、柏田副所長がほぼ毎週行ってお教えします。東京と内容は変りません。
関西と関東では、違った視点を持っている気がします。視点こそが作者の肝ですから、自分目線を大事にして、それぞれの土地ならでは、あなたならではの発信をしてください。
創作は、誰とも違うあなたの唯一無二のもの。大切に育みましょう。