シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。なんだか怪しい雨模様に、ドキドキしながら過ごしています。
台風が直撃したら、東京はすぐに交通が遮断されてしまいます。これだけ色々なものが発達しているわりには、日本って災害に弱くはないですか。
本当のところはわかりませんが、どうも国づくりの際に、いつも根本のところを抜かすからだと思うんです。
経済に目がくらんで、安全をないがしろにする・・・日本だけではないのかもしれませんが、高度成長がもたらした弊害だと思います。
根本ってなにか。ちゃんと考えて欲しいです。
福島の汚染水問題だって、完全にブロックできないのは、お金をかからない方法ばかり考えているからのようですね。
人の命より、お金。もう、やめましょうよ。
世界中がお金ではまわらない、おかしくなっている今、もう目が覚めてもいい頃ではないでしょうか。
「昔はよかった」という高度成長で頑張っていらした方々、バブルの恩恵に打ち震えた方々には、もうお下がりいただいて、これからを作っていく若い方々に任せたらいかがでしょう。
「WOWOWシナリオ大賞」が9月30日で締め切られ、応募総数544編と昨年より多くなっています。来年1月の発表が楽しみです。
そろそろ「フジテレビヤングシナリオ大賞」も発表になるでしょう。
最終には、シナリオ・センターの方が10人中7人残っていらしたので、とても楽しみにしています。
秋のコンクールは、まだまだありますから、ドンドン挑戦しましょう。
橋田賞10月31日、富士山河口湖映画祭シナリオ大賞10月31日、NHK尚脚創作ラジオドラマ脚本募集11月29日、テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞11月29日、創作ラジオドラマ大賞26年1月5日、まだまだ間に合います。
そういえば、ドラマ「独身貴族」(CX)で、脚本家をめざす北川さんが、シナリオコンクールに落ちまくっている設定でした。(笑)
創作には正解がありません。だから、落ちた理由はわかりません。
自分を信じて書きましょう。
でも、ちゃんと伝わるように描けたか、映像になっているか・・・シナリオの技術を駆使して書いてください。
自分の作品を俯瞰で見てください。他人に読んでもらうのもありです。
先輩の皆様も頑張っていらっしゃいます。
「東京ドラマアウォード2013」は、日本のドラマを世界にアピールする「国際ドラマフェスティバルIn TOKYO」のメインイベント。
今年は、「あまちゃん」がグランプリ初め各賞を総ざらいしていきましたけれど、7冠ですって。
でもでもです。
岡田惠和さんの「泣くな、はらちゃん」(NTV)、森下佳子さんの「とんび」(TBS)、連続ドラマ作品賞優秀賞を獲りました。おめでとうございます。
いつだって、前向きで挑戦していきましょう。
シナリオは、シナリオ・センターで、基本を、根っこをしっかり植えつけましたから、崩れませんよ、ちょっとやそっとじゃ。
あなたの感性を信じて、頑張ってください。