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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

わかりやすくやさしい伝え方を学べる児童書の効用

シナリオ・センター代表の小林です。雪がちらつくお天気から一変して青空がきれいですが、凍るように冷たーいですね。

そんなときはホッコリするものを飲んで、ホッコリすることをしましょう。
私が気に入っていることがあります。
寝る前に、生姜の入ったお茶を作り、呑みながら好きな本を読むのです。
市販のジンジャーティでもいいのですが、自分で作ったほうが、新鮮だし、応用が利いて、毎日違う味を楽しめます。

<美味しい生姜の飲み物の作り方>
好きなだけ生姜をすります。入れます。基本はこれだけ。
①紅茶。蜂蜜を入れる。どなたもがご存知のジンジャーティです。
②ほうじ茶。美味しい塩(お好みのよいお塩をご用意ください)を耳掻きいっぱいくらい入れる。さっぱりして、酔い覚ましにもOK。
塩の代わりに梅干でも美味しい。
③昆布茶。生姜のみでOK。
④ジャスミンティにいれる。蜂蜜ではなくオリゴ糖が味を壊しません。ジャスミンと生姜のマッチングが最高です。
⑤お味噌をといたお湯。鰹節を入れて。ねぎなどを入れればもっと温まります。
風邪引きさんにお勧めです。柚子もいれたい。
 

で、次に何を読むかですが、ホッコリしたいときには児童書というのもありです。
兄の孫が、ハワイに行くより本屋に行くほうが幸せという本好きで、お誕生日やクリスマスのプレゼントは、本と決まっています。
必ず、私と一緒に本屋に行き、好きなだけ本を選ばせます。
「好きなだけ買っていい」というと本屋丸ごと買い占めそうですが、子供でもちゃんと考えていて(笑)、多くても5、6冊というところがなんとも可愛い。
この子の影響で、児童書は何気に読んだりしています。
最近、児童書を書かれる出身ライターもたくさんいらして、色々なご本をいただくので、児童書はすっかりなじみの本になってしまいました。

  イチゴ村

今回のオご紹介は、出身ライターの佐藤万里さんのご本です。
「イチゴの村のお話たち」(学研刊)3話構成で、3人のライター、3人のイラストライターの競作です。
佐藤万里さんは、2話目のごちそうパーティというお話。
イチゴ村に住むスージーとデイジーの姉妹のところへ色々なかわいい動物が訪ねてきます。
姉妹は、イチゴのお菓子を作って、ごちそうします。
すてきなストロベリーとライフルというお菓子のレシピも載っていて、読んでいると作りたくなってしまいます。

佐藤さんは、大人の小説から児童書、脚本はもとよりオペラやミュージカルの作詞まで手がけるマルチ作家です。
お話の運びがとてもうまいので、佐藤さんのお話はいつも気持ちよく読めます。 

今年の冬は、やけに寒さも厳しく冷たいようです。
こんなときには、暖炉の前でウトウトというわけにはいかなくても、コタツに潜って温かい生姜茶と児童書でホッコリというのはいかがでしょうか。
児童書の面白いところは、子供向けにものごとをやさしくわかりやすく書いているので、他人への伝え方の勉強になります。

過去記事一覧

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