シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
1月31日、シナリオ・センター代表の小林です。あれよあれよともう1月が終ります。気がつくと今年も終わりで・・・なんて、挨拶しているかも。(笑)
新年早々のよいお話です。
「青年海外協力隊創設50周年記念映画シナリオコンテスト」が発表になりました。
このコンテストについては、青年海外協力協会としては初の試みだったのでコンクールの募集のやり方や、映画製作の進め方などを訊ねられ、少しばかりアドバイスをさせていただいたので、結果がとても楽しみでした。
青年海外協力隊の映画ということでしたが、青年海外協力隊の実際は知られていないことも多く、募集から締切まであまりに時間が短く、どれだけ集るものか他人ごとながら心配でした。
なので、ミソ帳倶楽部にお招きして、海外に行って活動をされていらした男女おふたりと映画製作のチーフの方にお話を伺ったりもしました。
その甲斐あってか、映画シナリオ、かつ青年海外協力隊が題材と決まっている中で、76作品も応募があったことは、本当に嬉しいことでした。
主催者さんは、20~30編くらいしか集らないと思っていらしたようで、びっくりされていました。
コンクールは、応募数が多い方が質も高くなりますので、アドバイスした私としては、応募総数をお聴きしたときホッとしました。
長くなりました。
ジャジャジャーン!!!お待たせしました、発表です!
入賞作品6編が選ばれました。で、で、その内、5名の方がシナリオ・センターでした。やったね!!おめでとうございます!!
大賞 「青空の向こう側」 佐藤あい子さん(作家集団L)
入賞 「ケエルの唄」 藤田育世さん(作家集団XC)
入賞 「Are You Ready?」 松井香奈さん(研修科YI)
入賞 「イッポン!」 佐藤美和子さん(元89期生)
入賞 「グラシアス、いつの日か、また」 谷口のりこさん(作家集団XN)
大賞は、「青空の向こう側」佐藤あい子さんで、映画化になります。
どのような形で今後進んでいかれるのかわかりませんが海外ロケなどもあるようですし、直しなどもきっと色々でてくると思います。
映画作りを学ばれることができる絶好の機会だと思います。
佐藤さん、頑張ってくださいね。
宣伝臭いものにはしたくないと主催としては考えていらっしゃるようですので、すてきな映画になってくれることと期待しています。