シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。大雪のせいで室外機が動かなくなり、3階ホールのエアコンがつかず、10日のミソ帳倶楽部は、本当に申し訳なかったのですが、温かいお茶で暖を取っていただきながら、コートを着たまま聴講していただきました。申し訳ありませんでした。
でも、吉田監督と出身ライター仁志原さんのお話が面白く大受け、寒さもぶっとばしてくださったのがありがたかったです。
いやあ、それにしても文明の弱さをしみじみ感じます。
寒いときには、暑い情報を、というわけで、発表しまーす。!!
「第5回科学ドラマ大賞」が決定いたしました。ジャジャジャジャーン♪
大賞「青春フレミング」 中尾克久さん(研修科XL)
佳作「浩二はCO2!?」 かげやま あづささん(大阪校)
佳作「下町魔法工場」 花園 潤さん(作家集団XH)
やりました!シナリオ・センター総ナメでございます。おめでとうございます。
大賞の中尾克久さんの作品は、制作され、テレビで30分ドラマとして放映されます。DVDにもなり、各学校などに配布されるそうです。楽しみですね。
前回の「ママはロボット」もとても面白くできていて、「科学」というよりホームドラマ、「科学」は、あくまで素材なので、いかにドラマチックに作るかがカギなのだと思いました。
大賞の中尾さんは、先月授賞式が行われたS1シナリオグランプリで奨励賞を受賞されています。(後ろ向かって左2人目)
受賞って、面白いもので一度とられると、トントントンと続いたりするんですね。
それって、なんだろうと思うのですが・・・。
人が力をつけるというのは、基本をコツコツやっていくことなのですけれど、ある日パッと花が開く、咲きこぼれるのですね。
努力は、階段を昇るように一歩一歩、一段一段確実に昇らなくてはいけないのですが、その効果は、なかなか一段が上がれない人、ストーンと3段も10段も上がってしまう人・・・など様々です。
どんなものにも、苦節何十年とか、一夜にして億万長者みたいな・・・。(笑)そういえば、吉田監督も、ゆうばり国際ファンタステック映画祭でグランプリとるまで10年以上賞に縁がなかったとおっしゃっていました。
ともかく描き続ける、やり続けるしかないんですね、未来をつかむ道は。頑張りましょう。
今日の「相棒」(テレビ朝日系・午後8:00)は、出身ライターの山本むつみさんの脚本です。
大河ドラマ「八重の桜」を終えての初放映ドラマです。
時代劇からあの「相棒」の世界へ、どんなお話を描かれたのか、とても楽しみですね。