シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は、ポカポカ暖かなお日和でございます。もう4月ですものね。
入学式シーズン。電車に乗っていた時、真新しい制服を着た高校生と思しき親子が乗ってきました。
微笑ましく思っていたら、私の隣の1席だけ空いている席に図体のでっかい高校生の息子を座らせるお母さん。息子も当たり前のように座る・・・「ダメだよ、お母さん」って思わずひっぱたきたくなっちゃいました。
お年寄りに席を譲れる子どもに育てたいものです。
今週は、19日開講の121期シナリオ作家養成講座の直前説明会を12日土曜日に行います。
シナリオ作家養成講座は、シナリオ・センターのメイン講座です。
創作は、書き手一人一人が持つ感性から生まれます。
シナリオ・センターの教育は、その一人一人が持つ感性を大切に生かして表現できるように、伝え方、見せ方の技術をお教えするものです。
日常の生活でも、自分の想いが伝わらずに悩むことがたくさんあります。
「本当はこう思っているのに、なんでわかってくれないの」「そんなつもりで言ったのではないのに・・・なんでそんな風にとるの?」と思われたことは一度や二度ではないでしょう。
「本当は」「そんなつもり」を、どれだけ相手にわかってもらえるよう伝えるか、これには技術が必要なのです。
自分の想いを伝えようとするとき、つい一方的に話しがちで相手がどう受け止めるかを考えることは、なかなかありません。
ですが、シナリオを書くときは、必ずアクションリアクションを考えないと書けません。
Aさんが「○○」と言ったら、Bさんは「△△」と返すだろうと両方を考えるわけです。
アクションを起こす人だけでなく、受け手(リアクション)の人も考える、そして、もうワンステップ広く、登場人物が10人いたら、10人のキャラクターを考え、10人のアクションリアクションを考えるのがシナリオ。
今までの考え方、伝え方とはまるで違うのですが、毎回シナリオを書くことでこの技術が自然と身につきます。
シナリオライターを育成する講座なのですが、このシナリオのノウハウが、プロを育てるだけでなく、人間性を高めたり、考え方を変えたりと色々な形で役に立つのです。
この4,5月は、嬉しいことに多くの企業にも、シナリオの効用を認知していただいて、新入社員教育でも忙しいシナリオ・センターです。