シナリオ・センターの開講情報をお知らせします。ドラマや映画だけでなく小説、戯曲、漫画やアニメの講座の開講、コンクール対策講座もあります。
シナリオ・センターの新井です。
講座に向けたワークショップや説明会をしていて、改めて考えてみました。
「そもそも、なんでシナリオ・センターの講座は必ずシナリオの宿題がでるのか」です。
宿題ってそんなに重要なのでしょうか。と、恐る恐る後藤所長に聞いてみました。
答えは、「ダメ!」
理由は3つ。
一つ目、「だって、昔からそうやっているから」
1970年の創立以来、宿題のシナリオは必ず添削をしています。
今更、新井先生(創設者です)に断りもなく、変更できるわけないがないと。
断ろうにも、亡くなっているわけなので断る術はないわけです。
二つ目、「話聞いただけで、書けるようになるわけないでしょ」
確かに・・・話聞いただけで書けるようなら、誰も苦労しません。
ビジネス書読むだけで、一流ビジネスパーソンになれたら、一億総社長さんです。
株式投資の本読むだけで、一流投資家になれたら、誰もが億万長者です。
話を聞いただけでは書けるようにならないからこそ、書く訓練をするんですね。
三つ目、「講義、ちゃんと聞かないじゃない」
なるほど・・・講義に関連した宿題が出ると思っているからこそ、真剣に聞くわけです。
学生時代、「ここテストに出るよ~」と言うから、テスト前だけ先生の話を聞いていたわけです。
テストがない授業なんて、もう教室にいないわけです。大体ピロティーでサッカーしちゃうわけです。
シナリオを授業内容に沿って書かなきゃいけないと思うからこそ、集中力は持続するのですね。
答えは「そりゃそうですよ。こちらはお金を頂いているわけでしょう。楽はできないじゃないですか」
確かに、楽してお金を稼げるならそれに越したことはないかもしれません。
もしも楽することを考えていたら、こんなにも出身ライターの方が誕生していなかったわけです。
仕事って、ちゃんとやるに限りますね。
※ちなみに添削の大変さを数字で出してみた記事はこちらから
答えは「大変だって言ったって、書けるようになりたいわけでしょ」
はい、確かにそうです。
「それにね。書き始めたら、やっぱり楽しいですよ、シナリオは。今週も書きたいなぁと思ってもらえる授業をしないと」
代表がよく言うには、宿題というのは書かなければならないというカセだと。
カセがないと人は書かないと。
確かに、夏休みの宿題も9月1日に出さなきゃいけないというカセがあるから、8月31日に頑張るわけです。7月には想像もしなかったような追い込みをするわけです。
カセって、大事ですね。
シナリオ・センターの講座は、講義⇒宿題⇒添削の繰り返しで、シナリオの技術が頭だけでなく、腕に身につきます。
「あったまだけでも、からだだけでもタメよね、プチダノン~♪」というCMが昔ありましたが、シナリオ・センターの講座はプチダノン方式だと言えるかもしれません。
みなさん、宿題楽しみながら書いてきて下さいね!