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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

ゴールデンウイークこそ創作モード全開で。

シナリオ・センター代表の小林です。明日から、シナリオ・センターはゴールデンウイークに入ります。

 写生風景

いつも、周りから「長い休みをよく取るよね」と言われます。お盆の時も言われます。お正月休みも言われます。確かに長い・・・。
別に、私が怠け者だからではありません。念のため。(笑)
受講生の皆さんが出席されないからです。
昔はなるべく休みとらないようにしていたのですが、G・W、お盆、暮れ・・・講師が一人ポツンとひたすら待っているということがほとんどでした。
たまにお一人お二人はいらっしゃるのですが、ほとんどの方がいらっしゃれない。「いらっしゃらない」のではなく「いらっしゃれない」のです。
シナリオ・センターの受講生の方々のほとんどは社会人の方なので、お休みやお忙しい時期が決まってしまうからなのだと思います。
講師は、どなたも来なくても授業時間が終わるまで、ひたすらお待ちしています。
こんな状態ではということで、お休みにさせていただくことになったのです。

でも、でもです。受講生の皆さんは、「ヤレヤレ休みだあ!」とお喜びにならずに、創作時間が増えたと喜ばれて、課題には向かっていただきたいのです。
「旅」という課題があります。これは「非日常」がテーマです。
普段の生活から離れたところで、出会いであったり、今までにない経験であったり、事件がおきます。
自分自身も、ちょっと気持ちが解き放たれています。普段とは違います。
非日常に身をおくことって、ライターとしては大事なことだと思います。
引き出しをいっぱい作れるチャンスだからです。
お休みを有効に使っていただけたらと思います。

 

先日、「鶴瓶噺」を聞きに行きました。ご存知鶴瓶師匠が落語ではなく、ただのおしゃべり(失礼)を2時間半します。
まあ、面白いこと、面白いこと。笑い過ぎて疲れちゃいました。

その中でNHK「家族に乾杯!」のお話をされていて、なんとあの番組、本当にすべてアポイントなしなのですって。その場その場で、鶴瓶師匠が面白いと思った出会いで転がしていくのだそうです。
そのアポなしでのハプニング、放映できないものも多々あるそうですが(傑作な話をいっぱい聞けました)、だからこそ面白くて、視聴者が毎回見ても飽きない番組になるのでしょう。
旅というのは、そこが魅力なんですね。
是非、このお休みは、近くでも遠くでも、ご近所でも旅にでてみてください。
シナリオライターは、常に創作モードON、すべてただでは起きない。(笑)
良いゴールデンウイークをお楽しみください。

私は、まったく遠出はしませんが、普段会えない友人たちとのおしゃべりや、講演会に美術館、寄席、ご近所散歩で旅のスケジュールはいっぱいでございます。
 
シナリオ・センターは429日(火)より56日(火)までお休みです。
57日(水)より通常授業になります。

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