シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。♪もういくつ寝ると♪お正月♪ではなく、夏休み♪・・・というわけで、1週間休めるぞ!!と心待ちにしてはいるものの、その前の忙しさに辟易しています。
お休み前後の超高速ならぬ、超多忙・・・お休みもねえ・・・とどっちがいいのかわからない私です。
夏休みは、映画を楽しみたいです。
そうそう、土橋章宏さんの「超高速!参勤交代」、大ヒット。デビュー作でこの大穴! 松竹さんは大喜びです。やりましたね、土橋さん。
大穴と言いましたけれど、ホントはそう思っていません。土橋さんの日ごろの研鑽を見ていたら、デビュー作で大ヒットも全然不思議ではないのです。土橋さんのすごさは、まず勉強家。アドバンス講座やミソ帳倶楽部にもこれでもかというほどご参加され、しっかりとアンテナを張っていらっしゃる。
そして、何より、書く!書く!書く!この筆力には脱帽です。
皆さんも、夏休みをシナリオ執筆に上手に使って下さい。
長編シナリオ講座も、この夏休みを入れた2週間の執筆期間で長編を書いていただきます。頑張ってくださいませ。
夏休みの映画を楽しみたい方は、シネマート六本木・新宿・心斎橋で、坂巻浩史さんのゾンビ・パニック・ホラー映画「ゼット~果てなき希望~」。
同じくシネマート六本木で中村由加里さん脚本の「gift ギフト」も上映されています。
シネマート六本木へいらしたら、2本続けてご覧いただくのはいかがでしょう。
坂巻さんは、8月16日放映の「ほんとにあった怖い話」(フジテレビ)も執筆。7編中4編を書かれていらっしゃるそうです。
朝日新聞出版からでている「ほんとにあった怖い話」のノベライズも書かれています。残念ながら、私はホラー、怖いお話は×なので、坂巻さん、ごめんなさい。皆さんは、映画もテレビも見てくださいね。
夏休みは、家で読書も捨てがたいですね。
名古屋在住の出身ライター有沢真由さんの小説が出版されました。
2013年第8回日本ラブストーリー大賞・隠し玉作品「美将団 信長を愛した男たち」でデビューを果たし、共著の5分で読める「ひと駅ストーリー」のシリーズ作品も手掛けていらっしゃいます。
今回の作品は、「R(アール)保険査定者・御手洗沙希の事件ログ」(宝島社文庫刊)
お話は、ちょっと保険者の個人的事情に首を突っ込みすぎてしまう保険査定者御手洗沙希が、恩師の冤罪事件を縦糸に、3人の保険者との絡み合いを横軸に活躍する保険ミステリーです。
有沢さんは、外資系保険で勤務されていた経験をお持ちです。
経験を活かして、保険の隙間をうまく使ったり、一般人ではわからないところを使って、とても興味深い面白い展開になっています。
しかも縦軸の恩師の冤罪事件が複雑に絡み合って、上質な保険ミステリーになっています。
ご自分の仕事や経験は、シナリオに必ず役に立ちます。
夏休みは、色々なところへ出かけて、たくさんの出会いを経験したり、映画を見たり、本を読んだり、もちろん、シナリオを書いて・・・充実した日々をお過ごし下さい。
シナリオ・センター代表 小林幸恵 著 BookBeyond http://bit.ly/Ue2KM7
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シナリオ・センター 堀江史朗 著 BookBeyond http://bit.ly/1kE1pb3『ラジオドラマの書き方』ラジオドラマの第一人者である堀江史朗氏による『ラジオドラマの書き方』。
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