シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今朝もはよから、錦織選手の快挙!!なんとなんと、全豪の覇者ワウリカンをフルセットで倒し、全米オープンベスト4です!!ジャーン!!
やったね、錦織選手!今朝は、テニス仲間のみならず友人から「やったね」メールが続々入ってきて、みんな誰かに言いたいんだなあと。(笑)
しかもしかも、錦織選手の話題でちょっとかすんでいますが、W快挙なのであります。
女子ダブルスで、クルム伊達公子選手もベスト4。43歳の快挙に興奮は収まりません。
錦織選手は、連続2試合も、フルセットで、ギリギリ頑張って踏ん張って、踏ん張り通して、勝利をものにしました。
対戦相手のワウリカン選手には今まで勝ったことがありません。「勝てるとは思わなかった」とご本人も言っています。
でも、「今の錦織は違うよ」とワウリカン選手に言わしめたほど、錦織選手は強くなっていたんです。
今季、錦織選手のコーチに着いたマイケル・チャンは歴代のトップテニスプレイヤーの中で、世界一メンタルが強い選手と言われてきました。
錦織選手が、負けなかったのは、メンタルの強さをマイケル・チャンコーチから学んだからだと思いました。
クルム伊達公子さんも、メンタル最強の人です。「楽しいから」とさらっと言える強さ、そのためにどれほど努力して43歳の現役テニスプレイヤーとして、試合に臨んでいるのか。
若手を凌いでベスト4への道は、決して楽ではなかったのに、決勝を見据えて動いているのです。
トッププレイヤーの技術には、それぞれの武器は持っていても、大きな力の差はないと思います。
勝利への道へ導くのは、メンタルだと思います。
メンタルが大事なのはスポーツ選手だけではありません。
シナリオライターだって同じです。
本打ちでは、まな板に乗るのはシナリオライターです。
「直し」という作業は、ダメ出しの連続。そこを乗り越えるには、シナリオ力だけでなく強いメンタルがいるのです。
どんな職業でもたいへんなのは同じですが、特に本打ちって、アウエィで、多勢に無勢で、頑張っている感じですよね、シナリオライターって。
本打ちだけでなく、まずは書くという作業こそが、メンタルが重要ですね。
ENDマークまで書けるか、次から次へと書き続けることができるか・・・。
折れない心を育てることは、難しいことですが、世界に唯一無二の存在である自分だからこそできることがあるのだと信じて、まっすぐこの先を見据えていきましょう。錦織選手のように。クルム伊達選手のように。