シナリオ・センター代表の小林です。今日もまた、嬉しいニュースをいただきました。

　

そうです！フジテレビヤングシナリオ大賞の授賞式でした。やったね！！
今年は、ちょっと残念なことにおひとりだけ。
研修科の坂本絵美さん「ハードラック」が佳作を受賞されました。
おめでとうございます。

選考理由は「キャラが飛び抜けて立っていて、世界観が良かった。男女が出会って恋する話でもセオリーにあてはまらない、でも芯の通った作品。人間性が大事だということをきちんと描けていた。セリフが自然で人物描写にリアリティがある。特に主人公は可愛らしく魅力的に書けていて感情移入がしやすい。恋愛以外の要素も盛り込み、きちんとクライマックスがあり構成もよかった」 

今回、受賞された４作品は、低迷しているドラマをなんとかできる今までにないもの、新しいドラマの歴史を作りたいという観点で選ばれました。
特にキャラクターが立っていること。独特の世界観。「この作者にしか書けない」という作品を選ばれたそうです。 

来春早々には、審査員のプロデューサーにおいでいただいて、「今までと違うヤンシナの選び方」をお話してもらおうと思っています。
とはいえ、どの審査員がおっしゃることも「キャラクター」。
これは常にシナリオ・センターで申し上げ続けていること。
ドラマは、ストーリーではなく、キャラクターだということを口を酸っぱくして申し上げていますが、これからも徹底して魅力あるキャラクターを作り上げてい下さいね。

本日は、事務局11月のお誕生会でした。
メインは、前田編集長。実は、還暦の祝いなのです。ですので、授賞式から戻って、自らもお祝いしてもらうという（笑）一日でございました。
前田編集長のご希望は、唐辛子のチョコレートケーキ。
説明会でお出しする焼き菓子も作ってもらっている知り合いのケーキ屋さんにお願いしてオリジナルを作っていただきました。
ふたつもケーキはということで、一つはキッシュも作っていただき、どこまでもわがままなシナリオ・センターです。
辛い、辛い還暦ケーキに、いつも通り大塚の心をこめた真っ赤な手作りTシャツと、前田編集長のお好みに合わせて生唐辛子の花束を差し上げました。
愛犬すずちゃんがアレルギーでお世話に大変な数谷さんには、お見舞金を（笑）、犬顔パンとともに。
プレゼントの選び方も、その人のキャラクター、背景事情に合わせて選ぶのがシナリオ・センターの事務局ならでは。
シナリオはこんなところにも役立つのです。
想像力は世界を変えます。