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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

一歩でも前へ行こう

シナリオ・センター代表の小林です。ついに12月になっちゃいました。映画の日ですね。この日にちなんで城戸賞の授賞式も行われています。
受賞された村上かのんさんも晴れの舞台を楽しまれていることでしょう。 

 

さてさて、1年の早いこと。今年いい結果を出された方も出せなかった方も等分に時は流れています。
「マッサン」のエリーではないけれど「大丈夫、大丈夫」「夢はいつか適うよ
早くても遅くてもゴールをきちんと見つめてさえいれば、そこへたどり着くものです。よそ見しないで、走り出したら、足を止めずに頑張りましょう。

閑話休題。今週の朝ドラ「マッサン」(NHK)は、出身ライターの坂口理子さんが執筆されています。

直訴状

土曜日に柘植徳井さんのお芝居「草魂~命を繋げ~」を拝見してきました。
田中正造は、新井一のライフワークでした。本棚には山のように田中正造の関連の本が今も並んでいます。
柘植さんが志を継いで舞台化してくれたと喜んでいるに違いありません。 

拝見しながら田中正造没後100年というのに、足尾銅山鉱毒事件から100年経っているというのに、政治、経済の世界は全く変わらない、考え方は一つも進歩していないということに改めて愕然としました。
田中正造が、時の政府に言い続けた言葉、天皇に直訴した内容をそのまま一字一句変えずに、今の政府にだしても誰一人違和感をもたないでしょう。
本当に悲しいことです。
御嶽山についで、阿蘇山も噴火しました。
長野に大きな地震がきました。
「まだわからないの」と神様が言っているような気がします。

名言

田中正造の言葉「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず人を殺さざるべし」
すべての人が肝に銘じて、一票を投じてくださることを願っています。

12月、今年最後の月をどう過ごすか・・・来年へつなげていけるように動いてみたいですね。
シナリオ・センターは、来年45周年で新井一の生誕100年、もう来年のことしか考えられません。
まずは一歩前へ、何かをはじめるためには動くしかないと、ちょっぴり1年の疲れがたまってきた老骨に鞭打っているところです。だって、新井一は亡くなる直前に公募ガイドの原稿を書き上げたんですもの。負けられない!

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