シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。12月がどんどん進んでいくので、頭も体も追いついていかず、師走というより師転って感じでしょうか。(涙)
今日は、「日々ロック」の入江悠監督と脚本家の吹原さんのおふたりが、石塚プロデューサーの進行で、「ミソ帳倶楽部」でお話してくれています。
師走にもかかわらず、たくさんの方がいらしてくださっています。
こんななんとなくざわついているときこそ、ともかく好きなことをしてみる、ちょっといつもと違ったことをしてみるというのが、案外発想の転換になっていいものです。
12月になると、新年には常に新たな気持ちで臨みたい私なので、ついつい来年に向けてとか、来年用にとか考えちゃいます。
みなさんはいかがですか?
先日、電動ケトルから怪しい湯気がでていて、姪に「危なくないの?」と心配されました。
私も、もちろん代えるつもりで新しいものを買ってはあるのですが、「もうすぐお正月だから、その時に」と思って変えていませんでした。
つれあいが「おばちゃんは古いタイプの人だから、新しいものは新年に変えたいんだよ」と。姪はびっくりしていました。(笑)
新しい年を迎えるにあたって、下着一式、洋服は必ず新しいものを用意していた母のやり方を自然と踏襲しているのですが、もう古いタイプなのですね。
新しい年に真新しいものを身に着けると、心が引き締まるし、心が晴れるではありませんか。
暮れの準備も、大掃除をするとか、一夜飾りはいけないとか、しめ飾りは各部屋に飾るとか、色々培ってきた風習もどんどんすたれていきます。
正月も同じ日の続きだよといわれてしまえば、その通りなのですが、それでも心のけじめとして、私は大事にしていきたいと思っています。
戦前戦中を支えていらした方もお年を召して、戦後生まれの私ももはや老年。
昭和は遥か遠くなって、平成生まれも27歳を迎えようとしているのですから、時の流れは早いです。
これからは若い方がどんどん中心となって頑張ってもらいたいと願っています。
そのためにも若い方々に、今年の暮れだからこそしていただきたいことがあります。投票です。
年越しの風習はともかくとして、選挙にだけは行っていただきたいのです。
神頼みではなく、自分たちを守るのは、人間の英知、行動です。
ドラマ作りの中だけでなく、実際に私たちの生き方を想像し、人頼みでも神頼みでもなく行動することは、創作者としても、人としても大切なことだと私は思っています。