シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今朝、皇居のお堀のそばを通ったら、ゴムボートを浮かべてお堀の清掃をしている方たちがいました。
お堀も清掃しているのだと今さらながら驚きました。
そういえば、道路などでもいつの間にかきれいになっていたり・・・。
「いつのまにか」「知らないうちに」誰かがどこかで・・・人は色々なところで見知らぬ人にも支えられて生きているのですね。
出身ライターの増田貴彦さんが鳥取県の出身漫画家藤原芳秀さんと組んで漫画原作を執筆されました。
この漫画、ちょっと変わったつくりになっています。なぜかというと山陰鳥取を紹介するために、知られざる歴史を描いたものだからです。
題名は「もののふ 山陰鳥取 知られざる歴史の物語」(リイド社刊)
実在した鳥取の「もののふ」3人を描いています。
時代はそれぞれ違いますが、鳥取の己の生きざまを貫き志に殉じる強き者「もののふ」。
一人は羽柴秀吉に戦いを挑んだ武将「吉岡将監」
坂本龍馬と夢見た明日のために官軍として起った「河田佐久馬」
米子藩の内乱米子騒動で義に殉じた剣士「柳生宗章」
歴史というものは知られざる人たちが創っているのですね。
そして、そのほかに「山陰鳥取ご当地巡り」「史跡ガイド」「特別コラム」などが写真付きで紹介されています。
名所名跡、グルメなど現在の鳥取の魅力を見せながら、過去、鳥取で歴史の片隅に埋もれた真の「もののふ」のお話を漫画にするという面白い本です。鳥取を楽しく知り、ご当地に行ったら、ちょっと知ったふりして「吉岡様・・」なんて言ってみたら、ちょっとおまけをいただけたりするかも(笑)
とても楽しい本です。
女性向けの恋愛ゲームの採用ガイダンスが2月6日(金)19:00から行われます。
「ラブセン~V6とヒミツの恋」など数多くの恋愛ゲームを手掛けている㈱サイバードさんがシナリオライターを大募集しています。
ゲームシナリオを書いたことのない人でも、どんなふうに作るのか基本の創り方も教えてくれます。
最近は、ドラマのあるゲームシナリオが人気なので、ドラマ作りの技術をしっかり持っているシナリオ・センターの受講生の方々は、ゲーム業界でもとても欲しがられています。
まずはガイダンスを聴講して、どんなものかなとアンテナを向けてみてください。できるできないは、やるかやらないかです。
基本の技術さえあれば、様々なジャンルで活躍することができます。