子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。
シナリオ・センターの新井です。
子どもたちのままごとを、丸ごとクリエイティブにしたい!
ということで、2月28日(土)にシナリオ・センターとアップルストア表参道で、小学3年生から6年生を対象に「オリジナルのゆるキャラを誕生させて・・・お話をつくる!撮影する!!」を実施しました。
シナリオ・センターでお話を作り、アップルストアでiPadを使って撮影するというものです。今回は、創造力旺盛な子どもたち20名が参加。定員めいっぱいとなりました。子どものままごとを、丸ごとクリエイティブにする方法をご紹介します。
子どもたちは、びっくりするくらい勝手気ままに物語を作って楽しんでいます。
自分も子どものころ、レゴを使って、宇宙基地を作ってみたり、野球チームのエースになりきってみたりしていました。
子どもの頃がアイデア出しのピークだったんじゃないかと思うほどです。
でも、どんなアイデアだったのか、全然覚えていません。もったいない。
現在では、私たちの周りにある様々な製品を使えば、子どもたちのアイデアやちょっとした作品を形にして残すことができます。
アップルのiPadで撮影したり、iMovieというアプリで編集したりすることで。
お子さんが作ったお話を、コマドリでもいいので、撮影してつなげていけば簡単にできちゃいます。
もはや、右手一つあれば簡単に映像作品が作れてしまうのです。
例えば、お子さんが二十歳になった時、家族でその作品を見たら成長を感じそうです。
例えば、お子さんが結婚するとき、披露宴でその作品を見たら、吹きこまれている声に思わず笑みがこぼれそうです。
例えば、お子さんが結婚して、子どもが生まれたとき、子どもに見せてあげたら喜びそうです。
子どものままごとは、新しい何かが加わることで、グッとグレードアップするのです。
ツールがあっても、創造力と創造力の発揮の仕方がわからないと、なかなか前に進めません。お子さんが物語を作る際、ちょっとのポイントでグッとグレードアップします。それは、主人公のキャラクターを考えることです。お子さんのままごとにつきあう機会があったら、挑戦してみてください。3年生以上であれば、難なくできるはずです。
今回のイベントでは、まず主人公の名前を考えます。 |
シナリオ・センター公式動画より |
何気ないことですが、性格と得意なもの、苦手なものを決めるだけで、主人公が動き出します。「この主人公なら、きっとこうするはず」というのが、思い浮かびやすくなるのです。お話を作っているとき、男の子が「こいつ、食いしん坊だから、こうしよう」とつぶやいていたのが印象的でした。
お話を作ること、ままごとをすることに、一体どんな意味があるのか。
しかも、グレードアップまでする必要なんてないよと思われるかもしれません。
お話を作るということは、自分とは異なる登場人物になったつもりで、想像するということです。よく「相手の立場で考えられるようになりなさい」といいますが、どうすれば考えられるようになるのかは、誰も教えてくれません。
お話を作ること、シナリオを書くことを通して、実は「相手の立場で考えられる」ようになるのです。
楽しみながらお話を作っているその想像力は、将来お友達との楽しい関係を築く土台となるのです。
しかも今は、作ったら作品に残すこともできるのです。
是非お子さんと、新しい何かを始めてもらいたいと思います。
関連リンク
・アップル表参道 http://www.apple.com/jp/retail/omotesando/
・シナリオ・センター公式動画 http://bit.ly/1uEbtCt