シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。安保審議が始まりました。うるさいヤジ、スマホいじりの議員、居眠り議員の続出などなど・・・こんな人たちにいい加減に決められて戦争にいかせられる自衛隊や日本国民はどれだけバカにされているのでしょう。年間2000万以上も税金から報酬をもらいながら居眠りとヤジしかできない人は、辞めていただきましょう。民間の会社、普通の仕事なら、首です。
ここのところ怒り満載の私ですが、きっとこの方も怒っていたのでしょう。
作家集団の源祥子さんが、逆襲に出ました。(笑)
題して「大阪のオバちゃんの逆襲」(言視舎刊)
大阪のオバちゃんといえば、うるさいこてこてのおかしなオバさんの代名詞みたいに大阪以外では思われています。
大阪出身の源さん、「あかん、あかん、私ら誤解され過ぎやん、逆襲や」と、大阪のオバちゃんとは本当はこういうものよと本にしました。
大阪のオバちゃんが、源さん的に誤解だとしたら、きっとテレビのせいですね。
テレビで放映されるバラエティでの発言、街頭での受け答え、ゼッタイにおもろい。東京のオバちゃんはつまらん。昨日見ていたテレビでも、大阪の人はうるさがられるって言っていましたもん。(笑)
でも、大阪のオバちゃんは、飴ちゃんをいっぱい持っていて誰にでもくれるし、困った人がいれば声かけてくれるし、辛いことも笑いに変えてくれるし、上から目線じゃないし、源さんが書かれているようにコミュニケーション術がすぐれているんですよね。
この本、大阪のオバちゃんの生態がよくわかって本当におもろいです。
真面目な東京のオバちゃんとしては、ほんま勉強になるねん。
もうひとつ、こちらこてこて(?)のラブストーリー。
作家集団の神埼たわさん執筆の恋愛小説「トップスターのノーマルな恋人」(アルファポリス刊)
恋愛作家神埼さんの手にかかると、女子なら思いっきり胸キュンになるお話が生まれます。
トップスターのオレ様俳優翔に密着取材に行ったメジメ編集者の亮子、マスコミ嫌いの翔に振り回され、恋愛スキャンダルに巻き込まれ、仕事も失い、翻弄に翻弄され傷つきながらも彼への想いを募らせて・・・。
ちょっとエッチな翔も、亮子への破天荒な行動も、女子ならワクワクして、翔に恋してしまいそう。
神埼さんの女子泣かせテクニックに脱帽です。
お二人とも楽しい本を書いてくれました。気分転換にもってこいです。