シナリオ・センターの開講情報をお知らせします。ドラマや映画だけでなく小説、戯曲、漫画やアニメの講座の開講、コンクール対策講座もあります。
「シナリオ教室」6月号が発売になりました。今月号は2時間ものシナリオが2本載ってます。
ひとつは昨年の「WOWOWシナリオ大賞」受賞作、栄弥生さんの『十月十日の進化論』。尾野真千子さん主演でドラマ化、3月に放送されましたが、誌上ではその放送用決定稿を掲載。栄さんはシナリオ・センター大阪校の出身です。
もう1本は第40回「城戸賞」の佳作、長﨑和子さんの『浪速オヤジキッド』。今回の「城戸賞」は入選作がないだけでなく、準入賞作もなく、佳作3本が選出されるにとどまりました。『浪速オヤジキッド』はそのうちの1編。『じゃりン子チエ』のような女の子のキャラが抜群で、大阪を舞台に繰り広げられる涙と笑いのエンタメドラマ。長﨑さんも大阪校出身。大阪校の卒業生が頑張っています。
次の「城戸賞」は8月末日締切、「WOWOWシナリオ大賞」は9月末日締切です。今まで1時間しか出したことがないというあなた、今年はちょっとハードルを上げて、2時間に挑戦してみませんか? 1時間では、枚数が足りなくて書きたいことが全部書けないという方にとっては、ちゃんと最後まで書けるし、人物も事情も書き込めて、2時間のほうが書きやすかったりします。ぜひ受賞作を読んで挑戦してみましょう!
そして今月から毎月「新井一の隠れ課題」の奨励作を載せていきます。1月号の課題「生きている一週間」で提出された20枚シナリオの中から、後藤所長が選んだ奨励作2編(高田広平作『彼なりの勇気』・武浩幸作『おまけの一週間』)を掲載。毎月掲載していく予定ですので、今回載らなかったあなたも、またチャレンジしよう!
「フレッシュライターインタビュー」は、子育てしながらラジオドラマで頑張っている、ママさんライター田中攝さんを紹介。公開講座の採録ダイジェストはジェームス三木さんの講義。中身が濃くて面白いです。
盛りだくさんの「シナリオ教室」7月号は1冊700円(税込)で、シナリオ・センターにて発売中。年間購読「一の会(いちのかい)」のシステムもあります。ご自宅まで毎月雑誌が届いて、1年間12冊で8500円(送料込)とお得です。ぜひご利用ください。