シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。昨日センターの前に世界の朝食を食べさせるというカフェがOPENしました。宣伝してあげたいのに、なんにもお知らせが来ないので、誰にもお知らせできず残念です。
お知らせはとても大事です。
なので、今日はラジオドラマのお知らせをしちゃいます。
最近ラジオが見直されてきていて、スマホでラジオを聴かれたりしているようですね。私の年代だとラジオと言えばトランジスタラジオって思っちゃうのですが、平成生まれの方は、ラジオの形態もご存じないのが当たり前だとか。
戦後70年ですが、8月15日の玉音放送を聴く国民が、ラジオの前に正座している姿をドラマなどで見たことがありませんか?昔のラジオは、あんなに大きかったんですよ。で、テレビが出てくる昭和30年代までは、ラジオドラマが流行っていました。「君の名は」は一世を風靡し、その時間帯は銭湯ががら空きだったという伝説があるくらいです。
ラジオドラマは、音だけの世界ですから想像力が広がって、とても面白いです。
6月6日「お乳の神様」NHKFMシアター 21:00~21:50PM
35回BKラジオドラマ脚本賞佳作受賞作 大阪校の岩崎敬子さんの作品です。
一枚の写真の古いはがきの束は?あの戦争がよみがえります。
6月13日「シュガー・ソネット」NHKFMシアター 21:00~21:50PM
43回創作ラジオドラマ大賞佳作受賞作 研修科の山田文恵さんの作品です。
「おいしい生活?」生きる味覚を失った少女の大人への扉を描きます。
6月29日から7月3日 22:45~23:00PM(1~5回)
7月6日から7月10日 22:45~23:00PM(6回~10回)
NHKFM 青春アドベンチャー「フラワーライフ」花を巡る10の物語が展開します。
29日「ママのコスモス」元研修科の仲井美樹さん
1日「赤百合幻想譚」出身ライターの花房朋香さん
6日「燃えるようなチューリップ」元本科の吉田海輝さん
8日「たんぽぽの穴」元研修科の西尾成さん
若い方にとっては、ラジオは新しいメディアですね。是非、聴いて欲しいものです。
音だけで想像させる・・・広い宇宙も時代劇もなんでもできちゃうのが魅力のラジオドラマ。
決め手は、どれだけリスナーの想像力を広げさせる書き方ができるかです。