シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。昨日はお休みをいただいて大学時代の友人4人と姫路&神戸へ行ってきました。
姫路城、真っ白でした。(笑)さすが改修後のOPENしたての白鷺城は、まさに白鷺のようにすくっと真っ白に建っていました。
ま、人人人・・・さすが姫路城、しかも日曜日ですからしかたがありませんが、天守閣まで40分待ちに、姫路城特有の回廊をちょっと歩きたいなと思ってはいたのですが、諦めました。私もそうですが、友人たちも気が短い奴らばかりで、並ぶのは嫌な人たち。断固拒んで、外観だけで失礼いたしました。昔いったしね。
お城好きだったら並ぶのでしょうけれど。
お城だけではありませんが、神社仏閣などを見るたびに、昔の人の偉大さに心打たれます。
石垣ひとつ見たって、これを人力だけで積み上げ、セメントもないのに今も崩れないものを作りあげているわけだし、日本最古で現存している法隆寺だとかも木造なのに1300年以上建っている。
今の技術を駆使したビルは、地震が起きれば倒壊するのにね。
姫路城の修復ドキュメンタリーをみたことがありますが、今は科学の力で直しているけれど、そんなもの何にもなく、高いところなんてどうやって作ったんだろうと私の想像力ではおよびもつきません・・・本当にすごい。昔の人の英知、技(わざ)に驚きます。
明治、昭和、平成に作られたしゃちほこが展示されていたのですが、明治が一番いい。(写真)手が込んでいるし、フォルムが美しい。
技も、人間力もどんどん落ちている・・・と、そんな気がしてしまったのは私だけでしょうか。
神戸は、たんに北野ホテルに泊まって食べるというのがテーマでした。
レトロチックな北野ホテルは、世界一の朝食というのが有名で、トマトジュース嫌いの私があっという間に飲み干すほどの美味しさのトマトジュースを含めた5種類のジュースに、20種類ものコンフィチュール(ジャムですね)をメインに焼きたてのパンを堪能しました。
この朝食よりもさらに美味しいと思ったのは、前夜のフレンチディナー。久々に手の込んだ技をみせてくれたフレンチに出会いました。たいがい男性軍は、何を食べさせてもあまり感激しないのですが、一緒にいった男友達3人、全員ノックダウン。来年もここにしようと言い出すほど。もちろん、女性はいちいち感激を口に出して、うるさい・・・(笑)
天皇の料理番ではないですが、美味しさは、シェフの技と真心なのでしょうね。
帰りは京都に寄り、解禁直後の鮎フルコースをこれまた堪能し、私は塩焼きの追加までして、わずか二日で堪能し続けて、2キロ太って帰ってきました。
この2キロを痩せるために、何ヶ月かかったのか・・・それを思うと後悔しきりではあるのですが、やはり美味しいものは幸せな気分にしてくれます。
歳をとったら、色恋沙汰より食欲ですね。(笑)
今日はつまらない旅日記で恐縮ですが、お許しくださいませ。