シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。なでしこJAPAN、決勝は残念でした。それでも、これまで1点以上取らせなかったアメリカから2点取ったのだから、それはそれですごいことだと思います。
どうか、負けたからと言って、批判するという手のひら返しはやめていただきたいです。誰よりも悔しく辛いのは選手自身ですから。
他人の気持ちは見えてこないものです。だからこそ想像しなくてはいけないですね。
気持ちだけでなく、まったくみえてこない・・・「嫁はいったい何者なのだろうか・・・」ちょっとドキドキのお芝居ができました。
講師の吉崎がたち上げた「劇団リウジは悪くない」第1回公演「嫁のまにまに」が7月8日~12日下北沢OFF・OFFシアターで上演されます。
作・演出とも吉崎崇二。
貞操を守りぬく真面目一筋の男、栗田保夫30歳、今日はそんな男の人生一度の晴れ舞台、結婚式。準備も整い、期待に胸ふくらませる保夫と、会社の同僚や友人たち。今か今かと待ちわびている中、ふと一つだけ足りないものに気づく。
そう、それは花嫁がいないこと。結婚式を目前に、次第に見えてくる花嫁の行方と・・・さて・・・。
人と人との関わりとは何か、本当に見えているものはなにか・・・舞台に引き込まれていくことでしょう。
チケットお問い合わせは、https://www.quartet-online.net/ticket/nine9
前売り3000円・当日3300円
豊かな時間と素敵な出会いを創る座・スーパーマーケット。全盲の友人田村啓子さんが主催しています。
田村さんは、11年前に中途失明され、それ以来、障害者と健常者とともにできることを、楽しむことをいろいろ企画されて、コンサートや落語会などなど開催しています。
今回は、朗読会を行います。「もののあわれ源流への旅 全五十四帖連続語り会 京ことば 源氏物語」「第二十帖 朝顔の巻」です。女房語りは山下智子さん。
7月12日(日)午後2時開演 亀有藍ほーる(亀有駅すぐ)
日曜の昼のひとときを「源氏物語」でゆっくりと過ごしてみてください。
京言葉で源氏物語をきいていると、ゆるゆると時が流れていき、なんともいえない優しい気持ちになります。
私の大好きな田村さんとの出会いもお楽しみください。(笑)
お茶とお菓子付きで。お菓子は季節に合わせた素敵な和菓子がでてきます。
お問い合わせは、03-3603-0338 za-market@mbm.ocn.ne.jp
前売り2800円 当日3500円
私は、障害者と健常者という区分がとても嫌いです。
本質的には、健常者なんて世の中に一人もいないと思うのです。
誰もが何かが欠けている、パーフェクトな人なんていませんでしょう。
障害者という響きも差別的でいやです。
田村さんとお付き合いを初めてから、余計思うようになりました。田村さんは全盲になられてからシナリオを学びに来られたのです。
私も過日、シナリオ教室を全盲の皆さん向けにさせていただいたのですが、目の見える方となんにも変わりません。
障害というのは、他人のことを想えない人のことだけじゃないでしょうか。身体とか心とかじゃなくて。