シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表小林です。本日は「新井一賞」の締切です。
まあ、暑い中ご苦労様です。ギリギリ持ち込みの方の多いこと。締切日ってこんなに大変なのね・・・っていうくらい増え続けています。
新井一生誕100年記念ですから、ドーンと盛り上げていきましょう!!
先週水曜日から日記をお休みしていました。申し訳ございません。
水曜日は、ネット環境が壊れちゃってOUT。
木・金曜日は、恒例の鎌倉市川喜多映画記念館の「子供のシナリオ・映画教室」へいっておりまして、お休みさせていただきました。
鎌倉に行っている間に、ネットは直していただいたようで、ホッとしています。
暑い中、鎌倉で頑張ってまいりました。
孫のような子供たち相手は疲れます。(笑)
参加者22人。抽選で選ばれたのですが、みんな元気がいい子供たち。4年生から6年生まで、にぎやかを絵に描いたよう。
もちろん、この年頃は、絶対的に女子が強い。男子劣勢。
これは決まりのようで、女子パワー恐るべし。
このまま女子力を継続して大人になれば、バカな男子がお上になることはないのに・・・と密かに期待している私です。女子、頑張れ!!(笑)
1日目は、シナリオ作り。今年の子供たちは書くわ、書くわ。「紙下さい!」トイレでもないのに「紙」「紙」とあちこちから声が飛んで、まず最低でも2枚は書きました。どんどん書けるんです。見ていて嬉しくなりました。
そして、2グループ11名ずつに分かれて、それぞれのシナリオを読み、投票。選ばれたシナリオをメインに、みんなのシナリオのいいところも取り入れて、撮影台本にします。
今年は、女子12名男子10名だったのですが、どちらも選ばれたのは女子の作品。
その後、キャスト6名、監督・助監督・照明・音声・撮影(カメラ)のスタッフ5名をそれぞれが名乗りをあげます。決めて役割を確認して、解散。
2日目が難所の撮影。今日もまた猛暑。気温はうなぎのぼり。もちろん外の撮影もありです。
まずは、自分の役割の確認からロケハン。
そして、即席ながら、1時間ほどみんなで稽古。キャストは、本読みから立稽古まで行って、スタッフはそれぞれやり方を教わり、監督、助監督はカット割りを考えたり、撮影場所を探したりして、撮影に臨みます。
撮影開始。わずか5分ほどの映画ですが、大体3時間くらいかけて撮ります。
監督も両チームとも女子。女性監督ふたりは、河瀬直美ばりに、ダメ出しもOKもとても的確で、まあ、そのうまいこと。
「うまい、うまい、その調子だよ。もう1回ね」「そこもう少し、大きな声で言った方がいいと思わない?うん、そうそう」「ここに立ってみて」(と、ものを置く)「いいよ、いいよ、これでOKになったら休憩しようね、よーし最後だよ、頑張ろう~!」と大人顔負けの酸いも甘いもかみわけた指示。
付き添いの私たちものせ方のうまさに、目を見張るばかり。
暑い中、本当に全員素晴らしいチームワークで頑張りました。
とても素敵な映画ができそうです。
上映会は、8月29日土曜日10:30から、鎌倉市川喜多映画記念館で、是非とも観に来てください。どなたでも観ていただけます。