シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。猛暑の中、昨日は京浜東北が止まり、ニュースではみなとみらいがごった返していましたが・・・。花火大会へいらした方々はちゃんとお帰りになれたのでしょうか。
花火の季節ですね。あちらこちらで花火大会が行われています。
センターに一番近い神宮の花火大会は11日です。お出かけ下さい。
私も夏休みには、恒例の伊東の花火大会へでかけます。
東京は、今週いっぱいで終わってしまいます。「群青色のとおり道」渋谷ユーロスペースで上映中。
出身ライターの橋本剛実さんが、脚本・プロデュース、佐々部清監督演出の映画です。橋本さんは、クリークアンドリバー社のプロデューサーで、大田市10周年記念事業の一環としての映画づくりに手を挙げて作られました。
この映画は、ミュージシャンとして夢半ばの主人公が10年ぶりに故郷へ帰り、自分を支えてくれていた家族や友人に気づき、自分自身を取り戻していくお話です。
故郷を離れた人の気持ちは、ご自分自身とも投影してとてもよくわかったということで橋本さんが、自らシナリオ・センターで学ばれたシナリオの基礎技術を使って書かれたそうです。
この映画を拝見して、オーソドックスな話ですが、丹念に基本的な映像技術をとてもきちんと使って作られているので、笑いあり感動あり涙ありの素晴らしい映画にできているのがわかりました。
映像の技術を使って、いい映画ができるという見本のような映画ですので、是非見てください。8/29からは大阪シネヌーヴォで。現在全国展開をしています。
橋本さん、プロデューサーと脚本家の二足のわらじを履かれるといいですね。
8月21・22・23日BlackAで、仲村講師主宰の飛び猫舎の第5回公演があります。朗読劇「恋狂ひ~かぐや姫の恋文~」
五人の貴公子を無慈悲に斥け、心惹かれた帝と文を交わしながらも入内を拒み続けたかぐや姫。
時空を超えた男女の愛を、朗読、チェロ、琵琶、舞踊のコラボレーションで描きます。
今回、初出演のチェロのMarikoさんは、シルクドゥソレイユの日本人初めてのソロミュージシャンとして活躍されている方。
仲村は、この公演では、常に古典を題材にして、異質なものとの取り合わせをうまく使って朗読劇の脚本、演出をしています。
どのようなコラボが生まれるのか楽しみです。
問い合わせ・チケット予約 飛び猫舎 tobinekosha@gmail.com
猛暑猛暑でうんざりですが、爽やかな気分になるように過ごしたいですね。
先日、東京駅に繋がるJPタワー学術文化総合ミュージアムインターメディアアテクを見てきました。日本郵便㈱と東京大学総合研究博物館が協働で運営しているところで、東京大学1877年開学以来の蓄積してきた学術標本とか研究資料などが展示されています。
なんだか素人目には渾然一体となった感じなのですが、とても面白いし、すごい施設なのにしかも無料。(笑)
是非、夏休みのひとときを。大人も子供も楽しめます。JPタワーの2・3階です。
ちょっと小ネタの夏休み情報でした。(笑)