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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

舞台はどうやって創られるのか

シナリオ・センター代表の小林です。暑さ寒さも彼岸まで。もうすぐですね。

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ライターズバンクで募集をかけた舞台コンペ作品が上演されます。
ミステリーミュージカル「LOST and FOUND」通信作家集団の齊木和明さんの執筆です。
3月21日から24日まで、ブディストホール(築地本願寺)で。
実はこの舞台、とても面白い形で上演されます。というのは、この「LOST and FOUND」は長編として連日上演されるのですが、A公演とB公演に分かれて短篇2作が同時上演されるという形なんです。

A公演は、「通り雨」(出身ライター 高橋幹子さん作)
「My graduation」(通信作家集団 哩歩子さん)
B公演は、「オルタンシアの花嫁」(作家集団K 結木貴子さん)
「10年後の3月」(研修科YR 山本洋介さん)
ですから、A公演は「LOST and FOUND」と「通り雨」「My graduation」の3本が見られる、B公演は「LOST and FOUND」と「オルタンシアの花嫁」「10年後の3月」の3本が見られるというわけです。
すごい仕組みでしょ。この上演をプロデュース、演出されたのは、出身ライターの菅野一人さん。
菅野さんが、若手養成をしたいとライターズバンクにコンペをかけて、選ばれたのがこの5本というわけです。
シナリオ・センターというと3500円のチケットが2500円でお求めいただけるようにしてくださいました。

芝居作りってどんな風にやるんだろう、観てみたいですよね。
3月20日(水・祝)公開ゲネプロ(通し稽古)を行います。入場料1000円(パンフレットつき)
ゲネプロって、面白いですよ。すべての人がひとつの方向へ心を寄せながら作っていく様をみていると、ちょっと感動したり、ちょっと残念に思ったり、上演作品を観るのとはまた違った味わいがあります。
戯曲を書きたい人は、とても勉強になります。
1部18時から19時短篇4本。2部19時15分から20時30分長編。3部演出家の公開ダメ出し見学+質疑応答。
築地本願寺ブディストホール。18時前においで下さい。
当日は業界関係者もおいでになります。
ご希望の方は、前日19日18時30分までシナリオ・センター事務局でご予約を承っています。

若手たちが集って、いくつものお芝居を創る、先輩後輩が手を携えて・・・これこそ、たくさんの才能が集っているライターズバンクでのコンペだからできることです。
シナリオ・センターには、デビューのために、あたらしい仕事のために、様々なジャンルの窓口としてライターズバンクがあります。色々な形で活用してください。
運命の出会いは、ここから始まります。

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