シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。昨日もそうでしたが、今週はおかしな怪しい天気が続くらしい。天候のみならず、そこいら中が不安定な昨今、こんな時代こそちゃんと自分で考え、想いを表現しないとどこまでも流されてしまいます。
「何もわからないでものを言うな」という人がよくいますけれど、わからなくても、自分で考えて表現しようとする人をつぶすしてはいけないと私は思っています。
他人の表現を遮る人は、本質的には聴く耳を持たない想像力のない人だと思っています。
土曜日は、大阪校の説明会でした。大阪へ行ってきました。
東京本校は、今年45周年ですけれど、大阪は、来年40周年を迎えます。
東京は、私の性格からして正統派(笑)なんですけれど、大阪はいつもアイデアがすごくって、創立パーティーの会場も、昭和のキャバレーだったレトロなところを探したり、コスプレに徹したり、さすがに大阪人は違うと毎回圧倒されます。
今回のアイデアもさすがです。
「上方♡わが町 ショートシネマコンクール」を開催するのだそうです。
大阪校のクラスがチームになり、近畿一体の地域の方々とコラボして、上方わが街で生きる人々のドラマを描くのだそうです。
一緒に作るところは、商店街、個人商店、地域の工場や映画館や劇場、学校演劇部や映像研究会とか、どことでもコラボするらしいです。
ホラーや殺人事件はNGで、地域の発展に役に立つこと、地域の人が出演すること、ドキュメンタリーでないことなどが条件とか。
「おっちゃん、おばちゃん、若いもん、みんないっしょになって、上方ハートを、熱くドラマで発信しよう!」
いいですよね、ワイワイみんなで作って、更に地域密着って、ゼッタイに楽しい。
東京は、こういうことはあまり得意じゃないかも。
生粋の東京人って、たぶん比率から行ったらすごく少ないと思うんです。全国津々浦々から人が集まって渾然一体となっての集合体ですからね、東京は。それはそれで、素敵なことだし、生かし方ももちろんあるのだとは思いますが、こういう地域とともにやれるってこと、うらやましくもすばらしいと思います。
大阪の方、近県の方々、こんな楽しい大阪校へぜひともご入学くださいね。
一緒に、楽しく映像作りを!まずは基本の技術をシナリオ作家養成講座で学んでください。
東京も負けずに頑張ります。(笑)
なにせ創立45周年&新井一生誕百年ですから。
一緒にみんなでお祝いする意味の大きな目的は、これから育っていく方々のバックアップをしたいということです。
この10年ほどコンクールの入選者の9割は、シナリオ・センターの受講生の方々ですけれど、ここからもう一歩前進していただくために、出会いの場を設けたいのです。
こんなにたくさん有望な新人がいますよってアピールしたいし、業界の皆様に新人は次から次へと出てきますよ~安心してくださいって申し上げたいのです。
シナリオ・センター全員出てもOKなほどの会場をご用意しました。ホント!(笑)
創立45周年&新井一生誕百年記念パーティー、みんなで集まりましょう!
ホテルニューオータニをシナリオ・センターで埋め尽くすぞ!!