シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。もう、いまだに昨日の感動の余韻に浸っています。
昨日、創立45周年&新井一生誕100年記念パーティー、800名を超えるみなさまにお祝いをいただき、盛会の内に無事終えることができました。
ご臨席いただきました皆々さまには、心から御礼申し上げます。
何分、大勢の方がいらしてくださったので、ご挨拶を失礼した方もおいでだったかと思いますが、お許しください。
みなさんのおかげで、45年を迎えることができました。
今年は、新井一の生誕100年ということもあり、会場前のお部屋に、新井の書きました映画のポスター(出身ライター柏原寛司さんからのプレゼントです)や台本、センターの新井教室の雰囲気、新井の自筆ノートやミソ帳などを中心に、一億人のシナリオの一億人クンに、川喜多映画記念会館などでの子どものシナリオ教室の様子を展示しました。
創設者の新井が亡くなって18年も経ち、当たり前ですが、ご存知のない方の方が圧倒的になりました。
岡田惠和さんが、「僕は最後の頃生徒だと思う」とおっしゃっていましたが、その通りもうずいぶん前になっちゃうんですね。岡田さんは脚本家生活25年ですから。
それでも、舞台上に創立25周年時の新井一の姿の等身大パネルを創り、一緒にお祝いすることができました。
今回は、お祝いすることがたくさんありました。
前川淳さんの脚本家生活20周年。
前川さんが書かれた「フレッシュプリキュア」の主人公の声優さんの沖佳苗さんからお祝いのビデオメッセージをいただきました。
岡田惠和さんは脚本家生活25周年。
ジェームス三木さんから祝福していただき、岡田さんが7月期で書かれていた「ど根性ガエル」の前田敦子さんからもお祝いビデオメッセージをいただきました。
そして、大御所ジェームス三木さんは傘寿のお祝い。80歳になられた現在でも売れっ子(この表現は失礼ですが)脚本家としてご活躍中。私たちが目標にしたい先輩です。
岡田さんからお返しに祝福と、センターより傘寿にちなんで、京都で創ってもらいました名入りの蛇の雨傘を贈らせていただきました。
お祝いビデオメッセージは、渡辺謙さん。
このようなお祝いをたくさんさせていただいたので、時間がなくてあまりご来賓の方にお話をいただくことができず残念でしたが、盛会のうちに無事終えることができました。
本当に本当にありがとうございました。
最後の新井一生誕100年記念のイベントは「新井一賞授賞式」。
12月23日(祝)に行います。
審査員のジェームス三木さん、柏原寛司さん、清水有生さん、岡田惠和さん、森治美さんに、スペシャルゲストは小説家の浅田次郎さん。
こちらも是非おいでください。