シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。高尾山の紅葉が盛りだとニュースで言っていました。外苑のイチョウ並木も90%くらい色づきました。
秋は深まっています。晩秋?初冬?とにもかくにも今年も余すところわずかになってきました。
シナリオ・センター創立45周年&新井一生誕百年記念イベントも、「新井一賞授賞式」を残すのみになりました。
さあ、本日発売の「月刊シナリオ教室12月号」、ジャーン!「新井一賞」最終審査候補作品12編の作品発表です!ジャジャジャーン!!!
応募作品783編、第一次審査629編が残り、2次審査で407編が、3次審査で79編が残り、4次審査で32編、センター内の最終審査である5次審査では、後藤、浅田、柏田の3講師が、出身ライターの審査員に選んでいただくための本当の最終審査作品を12本選びました。
すごいでしょう。この審査のやり方。めちゃくちゃ色々な人に読んでいただきました。読んで読んで決まりました、783編から選ばれた最終候補作品12本。
現在、最終審査員であるジェームス三木さん、柏原寛司さん、清水有生さん、岡田惠和さん、森治美さんのお手元にお送りして、新井一賞、各審査員賞を決めていただいている最中です。
その12編は、
「宿って、殺して、笑って、そして」 通信本科 竹上雄介
「無脊椎動物出産計画」 一の会 本門かおる
「猫屋敷の寓話」 作家集団 小口佳月
「二本のレール」 大阪校 朴 善美
「できることを教えて」 静岡教室 水元久美子
「月夜野の花火」 研修科 小野周子
「悪魔がうまれる時」 大阪校 田窪 泉
「イケメン過ぎるボイス」 作家集団 長澤絵美
「ぼくのおとうさん」 研修科 吉川大郎
「0時1分のシンデレラ」 作家集団 舘澤史岳
「ガキのたまご」 作家集団 佐々倉拓也
「蜂」 研修科 西山真司
今年は、新井の生誕百年を記念して、5人の大先輩に選んでいただく「新井一賞」、「審査員賞」とは別に、あなたが選ぶ「シナリオ・センター賞」も設けました。
この12編の中から、あなたの一押しに投票してください。
授賞式当日、投票箱が用意され、あなたの一票で「シナリオ・センター賞」が決まります。
あなたの一押しは、誰とも違うのか、みんなと一緒なのか、どの審査員が押しているのか、何票とるのか・・・ただ決めるだけでなく、色々な人の感性を感じることができ、あなた自身のシナリオを読む力も試すことができます。
12月23日、午後1時から、あなたの1票で、誰かの運命が変わるかも。
ご参加ください!! 浅田次郎さんも待っています。(笑)