子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。
清水有生
学ばなきゃ!と思っては言えても、その気になれない・・・ということ、ありませんか?
まぁ私、シナリオ・センターの新井は、その典型であります。というか、ちょっとうまくできるようになると、安心しちゃうんですね。調子に乗るんです。自分に満足しちゃうんです。
うまくいっていると思っているときほど、すっぽり落とし穴にはまるということがあります。
昨年の今頃、まさにそんなことがありました。ゲーム制作会社のディレクター向けの研修をバシバシとこなし、
「なんか、すごいんじゃないの!?自分!」
みたいな・・・大きな勘違いです。研修の内容自体はちゃんとしていたんですが、そのあとに実施した別の研修でがっつりコケたんです。膝すりむいたレベルではありません。骨折レベルです。
おかげで、2015年一年間、胸に刻み続けたことばは、
『油断大敵』
でした。
うまくいっている時は、自分がなんでもできちゃうような気がしませんか?
だから、謙虚になって勉強する、人の話に耳を傾けるということをしなくなります。私だけかもしれませんが・・・
じゃあ、自信がない時はどうか・・・というと、自信をこれ以上失いたくなかったり、前向きになれなかったりするので、勉強できないんです。人の話に耳を傾けられないんです。まっ、私だけかもしれませんが・・・
なので、勉強するときは、無理やりにでも自分をそういう環境に放り込むことが大切だと。
自分を放り込むタイミングは、うまくいっている時だろうと。天狗の時ほど、学んどけ!と。
だって、うまくいっている時は、謙虚になりさえすれば動けるんですから。
その時の視点を、ドラマに例えると・・・
上手くいっているワンシーンにフォーカスするのではなく、もっと大箱でドラマ全体の構成を見るような感覚がいいのだと思います。
主人公の僕は、今はうまくいっているけど、ずっとは続かないぞ、と。ドラマも人生も山あり谷ありだぞ、と。そして、このドラマの主人公の僕は、“これから”どこに向かっているのか、と。
今ではなく、“これから”にフォーカスをしていくと、人は自ずと謙虚に学ぶことができるようになるのだと思います。
プロの方は、“これから”の自分を見据えて動ける人なんですね。
では、プロを目指す人はどうすべきか・・・自ずと答えは見えてくるはずです。
出身ライター清水有生さんに4週に渡って実施して頂いた特別ゼミ「清水有生の流儀」。昨日はちょっと忙しかったので見学しようか悩みましたが、やっぱり見学してよかったです。“これから”の自分にとって。シナリオ・センターの新井でした。
シナリオ・センターでは、日本中の想像力と創造力を豊かにしていく「一億人のシナリオ。」プロジェクトを様々な機関で実施しています。どんなことができるの?という方、お気軽にお問合せください。詳しくはこちらから。
シナリオ・センター代表 小林幸恵 著 BookBeyond http://bit.ly/Ue2KM7 |