シナリオ・センター代表の小林です。
昨日もお話しましたが、月刊シナリオ教室12月号には、「新井一賞」のノミネート作品が12本掲載されています。
12本に残られた方々、おめでとうございます。

この12本中から、12月23日「新井一賞授賞式」当日に、シナリオを読んで一番良いと思ったものに投票していただくのですが、その掲載作のひとつに大変なミスをしてしまいました。

「月夜野の花火」小野周子さん作品に、編集部が人物の名前を誤り、かつラスト部分の人物のせりふが入れ替わるなど多大なミスをし、話がわかりにくくなってしまいました。
せっかくのノミネート作品に大きな傷をつけてしまい、本当に申し訳ありません。

こんなミスは初めてのことなのですが、急ぎ訂正文を入れ、現在、シナリオはすり直しをさせていただいています。
小野さん、大変失礼いたしました。心よりお詫び申し上げます。
12月号を受け取られた方には、編集部から新たなシナリオをお送りできるよう算段中です。
12月23日の投票日に不利にならないよう急ぎ動いております。

最終選考は、ナマ原稿（実際応募した原稿のまま）で審査員のジェームス三木さん、柏原寛司さん、清水有生さん、岡田惠和さん、森治美さんが選考されております。

ラストファイナルを飾る「新井一賞」で、このようなことが起こってしまい、とても残念ですし、作者の小野さんの名誉を傷つけてしまったことは、なによりもシナリオライターを養成しているシナリオ・センターとして恥ずべきことだと思っております。
小野さんには、お詫びのしようもありませんが、より気を引き締めて、シナリオ・センター一同、受講生の方々のシナリオに真摯に向かい合っていくと申し上げるほかはございません。
本当に、申し訳ございませんでした。 

シナリオ教室ご購読の皆様、授賞式においでになる皆様には、訂正文、またはすり直したシナリオをしっかりとご覧いただいて、どうぞ、よろしくご選考のほどお願い申し上げます。