シナリオ・センター代表の小林です。今日は、マイスター講座の説明会を開きます。マイスター講座は、シナリオ・センターの講師の養成をする講座です。昔は、新井一が師範科として講座を開きました。今は、カタカナ横文字です。（笑）

昨日は、フジテレビヤングシナリオ大賞の授賞式でした。いつも前田編集長が取材にお伺いし、発表時に急ぎこちらへ知らせてくるという手はずになっています。わああと前田が名前を言って、事務局がセンターの方かどうか調べるという荒業です（笑）今回は、前田も事務局を通さなくてもすぐにわかりました。 なぜなら、大賞受賞者のその方は、前々日城戸賞も受賞されていたからです。

そうです、この日記でも書かせていただきました、青塚さんです。
フジヤングシナリオ大賞は「超限定能力」本科の青塚美穂さん。
城戸賞と2連覇という快挙を成し遂げられました。おめでとうございます。
花が開くときって、こういうことなんでしょうね。一度にわあっと開く。
着眼点がすばらしい、それをアイデアだけで終わらせずに主人公の成長物語として書かれ、全体のバランスのとれた脚本が書ける人で、「人を見る目」の温かさが作品からにじみ出ているという素晴らしい講評をいただきました。

そして、もうおひとり佳作は「人体パズル」大阪校の槌谷健さん。おめでとうございます。
今しがた、槌谷さんのお話を前田に聞いていましたら、当のご本人がご挨拶にお見えくださいました。
引き寄せの法則ってこういうもんですね。びっくりぽんだわ。（笑）
槌谷さんは、大阪校へ入学して以来10回近くヤンシナに挑戦しての快挙だそうです。書き続ける、チャレンジし続けることがいかに大事か、槌谷さんが素敵な結果を出してくださり、本当に嬉しいです。
槌谷さんの「人体パズル」はホラーです。すぐにでも「世奇妙」につかえそうなお話し。
着想がすばらしく、巧みな描写でホラーならではの緊迫感がラストまで途切れることなく緩急をつけて進み、構成の巧みさがうかがえるとの講評をいただきました。

ヤンシナも27回目。授賞式では、先日センターのパーティーでも祝辞をくださった金井部長が、「2015年の月９は、黒岩勉、桑村さや香、小山正太とヤンシナ受賞者が書かれていて、即戦力として期待している」とエールを贈ってくださったそうですが、このお三方もシナリオ・センターの出身。
青塚さん、槌谷さん、次に続いてくださいね。お二人の活躍が楽しみです。