子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。
創立パーティーについて書き始めたら、なんだかんだ長くなったので、昨日の続きに挑戦のシナリオ・センターの新井です。どこまで進むかなとちょっと不安。
アイデアウーマンの代表をはじめ、創立パーティーのアイデアが出まくったところで、改めて方向性を確認。できた一行ストーリーがこれ。
「新井一を知らない人、これからのシナリオ・センターを知らない人に、創立パーティーを通して、シナリオ・センターの今までとこれからを知ってもらう」
伝えたいことが決まったことで、会議の方向性も定まった実行委員会議。ここまでで4、5ヶ月。大体7月くらいでしょうか。まぁ途中、会議がない月があったりもしましたが。
お金もかかるのになぁ・・・と思っていた私も、「どうせ、お金使うんだから、ガッツリやるか」くらいのテンションにはなっておりました。とは言え、パーティーの費用対効果には懐疑的。もう、あまりそこは考えずにやろう、と。お金のことばっかり考えてるのも、嫌ですしね。
当日の会場は、ホテルニューオータニの芙蓉の間。1000人規模の会場です。一言で言うと、でかい。なんせ、ニューオータニで一番でかい会場です。もう、いかにもお金かかりそうでしょ?ここを、シナリオ・センターで貸切るんですよ。零細企業の所業じゃないでしょう。でも、この会場を使い尽くしてやるんだ!と意気込んでしまえば早いものです。
まずは、メイン会場までのアプローチと、創立パーティー開始の部分。創立パーティーを2時間ドラマで考えれば、起承転結の「起」の部分です。「起」の機能はなんでしたっけ?そうです。天(時代)地(場所)人(人物)を紹介することです。
メイン会場までのアプローチを通路のように仕切りました。そしてここを、「シナリオ・センターのいままでとこれから」を伝える展示スペースにしました。
イメージとしては、ディズニーランドの乗物までのアプローチです。ホーンテッドマンションだったら、乗物に乗る前に、不思議な部屋にいったりしますよね。その世界に引き込む仕掛けがあります。それを真似したわけです。パーティーそのものを乗物と考えたとき、アプローチでシナリオ・センターの世界に引き込もう、と。
新井一の脚本家自体の作品ポスターがお出迎え |
新井一教室スペース。ゼミとは…ボクサーがトレーニングを積むジムと同じなんです。 | |
新井一の直筆ノートも展示。毎年、川喜多映画記念館さんで実施の「こどもシナリオ教室」のパネル。 |
「あのアプローチの展示、さすがですね。シナリオ・センターの歴史を感じました!」
代表の電子書籍を出版させてもらっている学研ブックビヨンドの担当者の方にも褒めてもらいました。
パーティーのスタートは、ガッツリ映像で。代表のリクエスト通りです。担当は、田中くん。彼、編集やらなにやらできるんです。今年、毎週UPしていたシナリオ・センター公式YouTube動画「シナリオはじめの一手」の編集も田中くんです。できる男です。なんなら、この日のために腕を磨いていたと言っても過言ではないわけです。
創立パーティー開始、一発目の動画はめっちゃかっこいい。コンセプトは新井一がシナリオ・センターを立ち上げていくところから、創立45周年の今日まで。そうです。ちゃんとシナリオ・センターの「いままで」を伝えます。さらに田中くんが、段々と新井先生の周りに、人が増えていく様を伝えたいと作り込んでくれました。えらいぞ、田中!
私なんて、この映像観ると、ちょっとこみ上げてくるものがあります。「あぁおじいちゃんは、僕の知らないところでがんばってたんだなぁ~それで今があるんだなぁ~」って。泣きゃしませんけどね。
って、また長くなっちゃいました。まだ、創立パーティー開始の映像までしかお伝えしてません。これ、気長に更新していきたいと思います。
さて、どうですか?パーティーを2時間ドラマと考えたときの、この構成。いうなれば、起承転結の「起」の部分です。シナリオ・センターに関わる天・地・人の紹介。これ、できてると思いませんか?しかも、ちゃんと「いままでとこれから」を伝えるという一行ストーリーとも合致しています。自画自賛!
これすべて、シナリオの発想です。そして、すごいぞ、シナリオの技術。くどいぞ、パーティー関連。ということで、続きはまた次回。シナリオ・センターの新井でした。
シナリオ・センターでは、日本中の想像力と創造力を豊かにしていく「一億人のシナリオ。」プロジェクトを様々な機関で実施しています。シナリオで研修やキャリア教育って何ができるのという方、お気軽にお問合せください。詳しくはこちらから。
シナリオ・センター代表 小林幸恵 著 BookBeyond http://bit.ly/Ue2KM7 |