子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。
本日の新井一賞授賞式を締めくくりとして、シナリオ・センターの周年行事並びに、2015年の業務は終了となります。今年一年、本当にありがとうございました。感謝してもしきれない思いのシナリオ・センターの新井です。
正直言って、毎回毎回のイベントが綱渡りです。段取りがスマートなのは、シナリオ・センターらしくないのではないかと思ってしまうくらい、いつもドタバタとしています。各方面にご迷惑をおかけしていると思います。段取りよくできるに越したことはありません。
でもね・・・
でもね、と思うのです。
段取りが良すぎるのは、ある一面から見るととってもドライな感じがするんです。ビジネスライクといってもいいかもしれません。
私が勝手に思っていることかもしれませんが・・・シナリオ・センターの良さって、グダッとしてもなんとなく成立しちゃうところにあるような気がするんです。もちろん、それって、甘えでもあるんです。
例えば、本日の新井一賞の授賞式で言えば、受賞者との記念撮影のくだり。正直、座り位置やらなにやらと、グタグタです。パネルディスカッションもそうです。ジェームス三木先生、柏原寛司先生、清水有生先生、岡田惠和先生、森治美先生に事前にどんな話をしてもらいたいか、打合せなし!
代表曰く、
「まぁ任せて大丈夫でしょう」
と。
そりゃ確かに大丈夫なわけです。みなさん、臨機応変に生徒さんにとってプラスになることをお話ししてくださいます。とはいえ、とっても甘えているのです。
でも、もう一つ見方を変えると、どこか甘えてもOKという空気が審査員の先生方と、シナリオ・センターの間にはあるような気がするのです。もちろん、「勝手にいいように解釈するな」と言われてしまえばそれまでですが…
そして、これまた勝手な解釈ではありますが、ある意味、生徒さんとシナリオ・センターの間にもそういった空気があるような気がするんです。
それは、会社組織としてはあまり褒められたものではないのかもしれません。でも、シナリオ・センターには、生徒の皆さんとビジネスライクな付きあいかたをしたくないという思いが、45年間、脈々とあるように思うんです。
もしかしたらそれは、創設者の新井一が自宅で寺子屋のような形で始めたところにシナリオ・センターの原型があるからなのかもしれません。もちろん、ビジネスライクな部分も必要なわけですが。
ただ、ビジネスライクの度が過ぎたら、シナリオ・センターはここまで続かなかったと思います。新井が自宅で始めたように、まさにアットホームな雰囲気こそ、シナリオ・センターのどこにも負けない強さなのだと思います。
アットホームな部分とビジネスライクな部分、いい具合にバランスをとっていくことで、受講する皆さんがシナリオを学びやすい環境を提供していきたいと思います。
なんとも、都合のいいことばかり言っているシナリオ・センターの新井でした。2016年もよろしくお願いします!
シナリオ・センター代表 小林幸恵 著 BookBeyond http://bit.ly/Ue2KM7 |