子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。
あけましておめでとうございます。
年末に髪を短く切り、10日弱経ってから仕事始めに「あれ、髪切ったの?」「こぼちゃんみたい」と、年始のあいさつもそこそこにいじられるシナリオ・センターの新井です。
年末に、あまり思い切った髪型にしない方がいいということを学びました。2016年の12月まで覚えておきたいと思います。
2015年のシナリオ・センターは、創立45周年、創設者の新井一生誕100年と節目の年でした。10月の創立パーティー、12月の新井一賞授賞式にも多くの方にお越しいただきました。その分、準備にも追われ、忙しい2015年でした。
では、2016年はというと…
な~んもありません。
単なる一年です。
しかも、うるう年なので一日多い。なんて、一年だ!
仕事始めから、気合の片理もなくて、すみません。
みなさんにとって、2016年はどんな年でしょうか?
でも、よくよく考えてみたら、特別な一年、特別な日というのはありはしないわけです。そもそも、時間なんて姿も形もありません。目には見えないものですから。この目に見えない時間に名前を付けることで、暦が生まれ、時という感覚が時間として可視化されたのだと思います。
2015年だって、シナリオ・センター創立45周年と名前を付けることで、そこに意味が生まれたわけです。別に2015年が他の年よりすごい年だったわけではありません。名づけたらすごくなっちゃった。それだけです。
ということは、その年、その月、その日、その時々に、名前をつけてしまえば、そこに意味が生まれるということです。
それこそ今日1月6日は、シナリオ・センターの仕事始めの日。
名前が加われば、なんかシャンとします。こぼちゃんと言われながらも、シャンとしてますよ。
では、シナリオ・センターの2016年はどんな名前をつけましょうか、となります。
意外とこういうのを考えるの嫌いじゃないんです。で、こういうのはコツがあるように思います。
逆算です。
シナリオで言えば、どんなドラマかを一行、もしくは三行にして、そこから逆算して、それぞれの起承転結、それぞれのシーンを考えていくような感じです。
で、シナリオ・センターの一行ストーリーは、「日本中の人にシナリオを書いてもらいたい」です。三行ストーリーだと「日本中の人にシナリオを書いてもらうために、シナリオ講座、ゼミ、一億人のシナリオ。を充実させて、シナリオを書く機会を日本中に提供する」でしょうか。
そこから逆算すると、2016年をどう名づけるか。
『2015年をあえて引きずる年。』
『新井一生誕200歳を目指す101/200年目。』
『50周年につなげる一歩目の年。』
『シナリオを今以上に、多くの人に届ける年。』
『殺伐としつつある世界を、シナリオでどうにか食い止めようとする年。』
などなど、いくらでも考えられます。逆算、試してみたください。
個人的には、小学校や企業などでシナリオを使って想像力と伝える創造力を豊かにすべく、2010年から始めてきた『一億人のシナリオ。』をさらに飛躍させたいと思っています。やるべきことも整理されています。実は早く動きたくてウズウズしています。こぼちゃんと言われようと、気持ちは折れません。
2015年までが『一億人のシナリオ。』の第一章だとしたら、2016年から第二章が始まります。名曲『ロード』のように…ちょっと尻つぼみ感がありますが…まぁとにかく第二章です。
だから、『多くの人に、届ける年』 かもしれません。
ということで、2016年のシナリオ・センターは、より多くの方にシナリオの基礎技術をお届けして参ります。少しでも、いいものを!地味に、ハンガーラックも新しくしましたよ。本年もよろしくお願いいたします!!シナリオ・センターの新井でした。
シナリオ・センターでは、日本中の想像力と創造力を豊かにしていく「一億人のシナリオ。」プロジェクトを様々な機関で実施しています。お気軽にお問合せください。詳しくはこちらから。
シナリオ・センター代表 小林幸恵 著 BookBeyond http://bit.ly/Ue2KM7 |